2009.07.10

1日に,同じ教師が理科と道徳で研究授業を実施して

P1090698 本日,川崎市立夢見ヶ崎小学校の草柳教諭が,4時間目に理科で,そして5時間目には道徳の研究授業を実施した。前者は,NHK学校放送番組とデジタル教材を連動させて活用し,子どもたちの星(宇宙)に関する関心を高め,彼らに,この内容に関する夏休みの研究活動を誘うものである。後者は,ケータイ電話で友情が危うくなるストーリーを扱った道徳番組を題材にして,多様な価値に迫らせるものである。
 いずれの授業も,教材や学習過程がよく工夫されていた。小さな失敗やちょっとした読み違いもあったが,1年に1回の研究授業をいやがる教師も少なくない中,1日に2つの研究授業を構想し,実践する,草柳教諭のチャレンジ精神に敬意を表したい。

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2009.07.09

カリキュラム・リーダーシップ実践の検討

 12日午前,千葉・幕張の神田外国語大学で催される,日本カリキュラム学会で,研究発表をおこなう。タイトルは,「我が国におけるカリキュラム・リーダーシップ実践の展開-実践的リーダーの役割に注目して-」である。またまた,矢野先生(大阪市立大学),森先生(愛知江南短期大学)との共同研究発表である。今回は,3人で3年間進めてきた科研費の研究の総括を行う。すなわち,カリキュラム・リーダーシップの主体とその関係性に関する概念モデルを呈し,そして,それを事例に適用することを通じて,我が国のカリキュラム・リーダーシップ実践の特徴と課題を考察する。

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2009.07.08

中学校でも授業研究

 本日,大阪市立天王寺中学校で催された,授業公開・授業研究に参加した。5時間目は,第1学年・第3学年の教室のすべてを見学し,6時間目は,3年生の英語の研究授業をずっと見学させてもらった。そして放課後,6時間目の英語の授業を題材とする協議会が催され,英語以外の教科の教師たちも授業を見学して気づいたことを指摘していた。教科を越えたコミュニケーションや学び合いが成立していた。この学校は,大阪市教育センターが推進している「授業力アップサポート事業」のモデル校である。こうした授業研究が継続・発展することを期待したい。ちなみに,12月8日(火)に,公開授業・研究授業・協議会の実施が予定されている。

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2009.07.07

大学院のオープンキャパス

 本日,担当している「教師発達学」の講義を本学の大学院入学を考えている現職教員等に公開した。私が所属している,大阪教育大学大学院・実践学校教育専攻では,7月6日から11日まで,大学院の講義を公開し,入学相談会を催しているからだ。つまり,大学院のオープンキャンパスである。やはり,本専攻の可能性は,実際に講義を体験してもらうと,伝わりやすい。
 なお,講義前には,コース選択や科目履修に関する個別の相談にも応じたし,研究計画についても講義後には,ゼミ指導の様子も見学してもらった。

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2009.07.06

学力論・授業論・研修論を連結させて

 広島市教育センターが催した,「授業研究推進講座」で,「授業研究と授業力向上」というタイトルの講演を担当した。この講座には,市内のすべての幼稚園・小学校・中学校・高等学校の研究推進リーダーが参加する。講座名からすると,学校研究,その主柱たる授業研究の企画・運営が講演内容の中心となるが,私は,そこに迫る前に,授業研究の伝統的・今日的意義を確認し,また,今日の学力向上という社会的要請に応えるための授業改善の全体像を語った。それらにも1時間程度を費やした。授業研究推進上の工夫は,目指す授業像,授業によって育もうとする学力要素によって変わるからだ。つまり,学力論・授業論・研修論を連結させて,授業研究を論ずることが大切だからだ。

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2009.07.05

2011年以降の学校放送番組利用の物語

 本日,我が研究室に,NHKの学校放送番組制作者と小学校の先生方(大阪の浅香先生,富山の深井先生)に来ていただき,2011年以降の学校放送番組利用について,その特徴を物語風にまとめた。
 これは,いわゆる「NHK2011」,すなわち,「2011年以降の学校放送番組とデジタルコンテンツのあり方に関する調査研究」として,昨年度から取り組んでいる研究プロジェクトの一環である。既に,プロジェクトは終盤を迎えており,2011年以降の番組編成やデジタルコンテンツの提供等のサービスの全体像を描いた。今回の物語作成は,それを分かりやすく伝えるための工夫の一環である。

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2009.07.04

『成長する教師』(金子書房)

 先日,金子書房から,『成長する教師-教師学への誘い』(浅田匡・生田孝至・藤岡完治編)が届いた。この本は,1998年に刊行された,「学習する人」「成長・発達する人」としての教師に関する論究を集めた著書である。私も執筆陣に加わった。刊行から10年強,毎年のように増刷され,この度,とうとう10刷を数えることとなった。ものすごい勢いで売れているわけでもないが,それなりの売れ行きを示しているのである。それは,この著書のコンセプトや内容に,なんらかの提案性があるからだと考えてよろしかろう。
 私の単著,『授業研究と教師の成長』(日本文教出版,2004年)や『教師が磨き合う学校研究』(ぎょうせい,2006年)も,そうあってほしいものだ。

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2009.07.02

高等学校でも学力向上,授業改善

 先日,某県教育委員会高等学校課から,高等学校の学力向上推進校のアドバイザー的役割を依頼された。30校を指定し,3年間実践研究を企画・運営してもらうそうである。
 先日の京都府総合教育センターで催された「授業力向上特別講座シリーズⅠ」の受講者アンケートが届けられたが,高等学校の教師たちが,小中学校の教師に負けないくらい,学力向上のためのアプローチの多様性,授業改善の工夫の大切さをしっかりと把握していた。さらに,授業研究の重要性についても再認識し,事後検討会のデザインを工夫することが宣言されていた。
 高等学校でも,学力向上,授業改善,そして授業研究の熱が高まっている。

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2009.07.01

学力向上と授業研究についてしっかり考える

P1090560 京都府総合教育センターで催された,「授業力向上特別講座シリーズⅠ」に参加した。10:30~17:00の長丁場である。学力向上の実践動向の紹介,ワークショップの様子や成果に関する批評,まとめのコメントなどを仰せつかった。京都府下から集った小学校~高等学校の教師たちが,自校の学力向上と授業研究についてしっかり考えていた。よい研修となったように思う。

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2009.06.29

ソーシャルスキル等を育む番組の活用

 NHK大阪で,第77回なにわ放送教育研究会が開催され,私も参加した。本日は,特別支援教育用番組『コミ☆トレ』と第5学年社会科『日本とことん見聞録』を活用した事例が報告された。
 前者は,昨年度まで放送されていた『見てハッスル聞いてハッスル』のコンセプト(ソーシャルスキル等の育成)を継承しつつ,その内容を発展させたものである。番組を視聴して,また,番組を活用した実践事例の様子を聞いて,その特徴(パロディタッチ)と課題(視聴対象を広げているため,番組で用いられる言葉が難しいなど)について意見を交換した。我々が,NHK2011というプロジェクトで構想している,生活・学習習慣番組との異同についても,私がそれを説明して,議論した。

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