2009.11.09

「うちの学校は全員マスクです!」

 本日,新潟県のある小学校で授業を見学した。4年生の社会科である。若い教師がICT活用によって,子どもたちに道具の推移と暮らしの変化の関連を見いださせようとしていた。
P1110791 ところで,この学校もインフルエンザ渦に悩んでいる。先月末には,3学年も閉鎖されたらしい。そのせいか,子どもたちも教師たちも写真の様子。ある子どもは,「うちの学校は全員マスクです!」と元気よく,アピールしてくれた。たしかに全員マスクは壮観であったが,全国の学校は,この問題に悩んでいる。早くなんとかならないものか--。

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2009.11.08

私の大学院の講義を公開します(大学院のオープンキャンパス)

 我が大阪教育大学大学院・実践学校教育専攻では,7月に続き,再度,オープンキャンパスを催す。授業公開と入学相談会から成る。
(1)授業公開:平成21年11月30日(月)~12月5日(土)
(2)入学相談会:平成21年12月1日及び3日(木)19:00~
 授業公開では,私は,「教職ファシリィテーター論」と「教育プロジェクト研究」をオープンにする。前者は,校内研修・研究の理論・モデルを講ずるとともに,その事例について検討する講義だ。講義の最後には,平成22年度の校内研修・研究の計画を策定し,発表してもらう。後者は,ある小学校の研究主任を招聘し,その学校の校内研修・研究の改革プランを受講生で構想し,その研究主任に向けて提案するというものだ。興味のある方は,ぜひ,ご参加いただきたい。
 詳細は,ここを。

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2009.11.07

今年もすごい授業を見た(平野附中・井寄教諭の社会科)

P1110710 昨日,大阪教育大学附属幼稚園・附属平野小中学校の公開研究発表会にて,附中の井寄教諭の社会科の授業を見学した。今年も,教材や学習活動がよく練られた,すばらしい授業であった。この授業では,アフリカの極度の貧困にあえぐ国が,どうすれば事態を改善できるかを1000字の提言文にまとめる課題に,生徒が取り組む。教師は,それを促し,支えるために,そうした国々の特徴を表すマップを彼らに作成させる。さらに重要なキーワードを抽出させたり,データを活用させたりもする。大人でも答えを出しにくい問題の解決に,生徒が真摯に,しかも知的に向き合っていた。社会科の魅力が満載の授業であった。

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2009.11.06

事後協議会の司会進行役を果たして--

 今日は,本学の附属平野幼稚園・小学校中学校の公開研究発表会の日であった。私も,朝の全体提案から,参加した。また,3コマの授業を見学し,分科会の助言役も果たした。
P1110651 私が担当した分科会は,総合的な学習。授業は,写真のように,小学校3年生と中学校1年生が交流するものであった。小学校3年生が構想している「ステキなまち 平野フェア」の企画に対して,それを経験し,今も地域の文化や経済を探究しているた中学校1年生がアドバイスを送るというものだ。2時間に及んでプレゼンテーション,インフォーマルな相談会等が続いた。中学生は交流が終わると,ぐったりしていた。それほど,3年生のために,がんばったのであろう。
 事後の協議会は小中学校合同のものであるが,そこでは,小学校3年生の課題意識や中学校1年生の情報活用の実践力の枠組み,さらには,総合的な学習の時間の目標構造(特に内容知の重要性や位置づけ方)等が議論された。私は,協議会の終わりに15分の助言をする予定であったが,途中から,司会進行役も担うことになった。というのも,この分科会,参加人数が少ないということで,座談会風に進めることになっていたからだ(司会進行役は不要であると考えられていた)。しかし,やってみると,やはり協議に司会は不可欠だ。だから,つい,やってしまった--。長い発言を途中で止めたり,関連する発言を引き出すために指名をしたり,授業者に探究的な学習の自己点検を求めたり--。まあ,それでよかったのではないかと思うのだが--。

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2009.11.05

研究発表会を開催すると--

 今日は,大学院の講義「教職ファシリィテーター論」で,学校研究の一環たる,研究紀要の作成と研究発表会の開催について,その意義と工夫について整理するとともに,受講生に,自校の実態を振り返ってもらった。また,改善の方針やそれに向けたアクションについて考えてもらった。
 研究紀要を作成していない,研究発表会の開催も経験していないという受講生(現職教員)も少なくない。残念なことであるが,例えば「研究紀要を作成して,実践の振り返りが促された」「研究発表会を開催して,教員間の団結力が高まった」といった声も聞こえてきた。こういう声が増えることを期待したい。
 明日は,私が関わってきた,附属平野小中学校等の公開研究発表会である。私も,参加し,その意義を再確認し,またその工夫を考えたいと思う。

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2009.11.04

『よい教師をすべての教室へ』(L・ダーリング-ハモンド,J・バラッツ-スノーデン編,秋田喜代美・藤田慶子訳)

 『よい教師をすべての教室へ』(L・ダーリング-ハモンド,J・バラッツ-スノーデン編,秋田喜代美・藤田慶子訳,新曜社,2009年9月)を入手して,読み始めた。この著書には,米国の教師教育研究のリーダーたちが示した教師の力量とそれを育む術,そのための政策等がコンパクトにまとめられている。米国の教師教育の潮流について概観できる好著である。そうした書籍をすばやく発見し,翻訳して出版する,秋田先生たちの見識とバイタリティに敬意を表したい。

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2009.11.03

今年も「私のオススメ講義」に選んでもらって

 本日は,平成22年度に,本学に編入学しようと考える人のための相談会であった。我々教員も説明,相談に従事するが,現役の学生も,いろいろと入学希望者の相談に応じてくれていた。
 さらに,彼らは,自分たちでパンフレットを作成・配布してくれていたが,その中に,「私のオススメ講義」というページが設けられている。そこには,9名の学生の一押しの講義が紹介されていた。毎年のことであるが,今年も,私の「教育総論」を2名の学生が選んでくれていた。この科目は,教職科目(必修)で,その内容は,教育の思想
や歴史に関するものである。欧米の教育思想家,我が国の戦後教育の変遷など,理論を講ずる時間が少なくない。けれども,「おもしろい」「実践的だ」(今日の実践記録映像を視聴して教育思想との接続を図っているから?)というコメントがあり,学生の受け止め方の多様性を再認識した。

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2009.11.02

活用型授業を見たければ(尼崎市立七松小学校の自主公開研究会)

 尼崎市立七松小学校の指導案検討会に参加した。同校では,「自ら考え共に学び続ける子ども~知識・技能の活用をめざした,思考力・判断力・表現力を高める学習指導を探る~」という研究テーマを掲げて,教師たちが,実践研究に着手している。そして,その中間的な成果を,12月7日午後の自主公開研究会で,6つの授業を公開して確認する。いずれも,活用型授業である。教師が子どもに視点等を提示して,それをもとに考えさせる活動,前単元(教材)で習得した知識・技能を活かす学習等,様々なパターンの活用型授業を提案してくれる。活用型授業のアイデアに困っている人は,公開研究会に参加してみると得るものがあるだろう。

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2009.11.01

三和小学校の研究発表会,近づく<11月27日(金)>

 広島県三次市立三和小学校の研究発表会の日が近づいた。同校は,11月27日(金)に,授業公開を伴う研究発表会を開催する(6月19日にも催したので,外部公開としては,第2弾である。ちなみに,2月には第3弾も催される)。研究発表会は,国語と算数の6つの授業の公開,ポスターセッション形式の事後協議会,ICT活用に関するワークショップ,そして講演で構成される。よく練られたプログラムである。
 この学校では,各教師が1年間に少なくとも3回は,指導案を作成し,研究授業を実施する。研究紀要は,11月の研究発表会に合わせて作成されるが,年度末には増補版もできあがる。研究発表会に参加すれば,授業づくりのアイデア,実践研究推進のための工夫等,たくさんの得られるものがあるだろう。

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2009.10.31

新番組の利用可能性を追究するための授業研究

 本日,渋谷のNHKで催された,全放連の研究プロジェクト「放送学習による人間力の育成」のミーティングに出席した。12月に,目黒区立下目黒小学校の田端教諭が試みる,NHK学校放送番組の新番組「カラフル!」を利用した授業実践のプランを検討した。この番組(の半分の回)は,NHK学校放送がEBUとタイアップして提供する,外国の子どもたちの生活やがんばる姿を描いている。しかし,これには,利用しにくい要素が少なくない。番組では当然視されている外国についての基礎情報を子どもたちは有していない,作品の構成も独特のものがあり視聴能力が問われる等々だ。
 それでもなお,全放連のプロジェクトメンバーは,この番組を使って人間力の育成を図る授業実践を構想する。新番組の利用可能性は,授業研究を通じてしか確認できないからである。

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