« それぞれの教師のメディア・リテラシーへの取り組み | Main | 放送教育指導者養成講座『虎の穴』 »

2004.03.04

台湾公共電視台のメディア・リテラシー番組『別小看我』

PTSHearing.JPG

台湾出張4日目。公共電視台でメディア・リテラシー番組『別小看我』(甘く見ないで)制作の説明を受ける。この番組は,主として10歳から14歳の子どもを対象としているが,2001年にスタートした。電視台のこのシリーズは,毎年26本の番組を制作し,2004年度末で104本が制作・放送される(現在86本)。毎週土曜日の朝9:00から放送され,そして日曜日の18:30からが再放送の時間だ。
 制作スタッフは,1年を前期・後期に分け,前期に26本放送し,後期はそれらの再放送期間にあてている(ただし,制作は1年間継続する,つまり,それぞれの期に放送される番組はその前の期に制作されたもの)。その構成は,プロデューサー1名,2つの制作グループ(ディレクター1名,ライター1名)で合計5名の規模だ。
基本構成は次のとおり。
1.ドラマ的なオープニング
2.キャスターと子どもとの話し合い
3.キャラクター,専門家のコメント
4.子どもを含む様々な人へのトピックに関するインタビュー(そのトピックについての探究)
5.出演した子どもにょる専門家の取り組みへの接近
6.スタジオでその活動の振り返り
 NHKの学校放送番組ではないので,スタッフは,視聴率がとても気になるとのことであった。だから魅力的なイントロとしてドラマ的なストーリーを持ち込んでいるという。
 番組はかなりアップテンポで,洗練されていた。
 番組が扱うトピックは,かなり広範囲で,それらの編成にあたって,台湾政治大学のSophia T. Wu助教授の意見を聞いているようだ。

|

« それぞれの教師のメディア・リテラシーへの取り組み | Main | 放送教育指導者養成講座『虎の穴』 »

Comments

木原先生,先日は本当にありがとうございました。
週末はよろしくお願いします。
「別小看我」が2004年度末まで,計104本放映,と聞き
改めて「体験!メディアのABC」の無くなることが残念でなりません。
それにしても「別小看我」スタッフが「視聴率」を気にしながらメディア・リテラシー番組を作っているというのがおもしろいです。
見ている子どもたちが,その制作者の意図を読み取れるようになると,本当の意味でその番組の成果が現れたことになるのかも知れませんね(笑)。

Posted by: NOB | 2004.03.05 03:08 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 台湾公共電視台のメディア・リテラシー番組『別小看我』:

« それぞれの教師のメディア・リテラシーへの取り組み | Main | 放送教育指導者養成講座『虎の穴』 »