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2004.06.20

教育工学会での研究活動について考える

 6月19日,東京工業大学を会場にして,日本教育工学会のシンポジウムが開催された。午前中は「日本教育工学会発展の20年を振り返る-世代間対話-」,午後は「教育工学は授業改善にどう貢献してきたのか?」がテーマとなった。
 私は,88年に教育工学会に入会し,現在は(若輩ながらも)同学会の理事も務めている。しかし,自分の研究が教育工学会で期待されるものに合致しているのかについて,不安になることが多かった。自分の研究方法が「記述的」だからである。
 自分の中では,たとえ記述研究であっても,その対象たる教師が授業やカリキュラムを「開発」しているならば,あるいは新たに「開発」された技術やメディアを利用する教師たちの営みの記述ならば,教育工学会が目指す「行為者が具体的な問題解決を行うのに必要な知識・技術・道具などを提供」することに資するのではないかと考えてはいるが--。
 また,吉崎先生が午後のシンポジウムで提案された「工学に基礎を置く研究者」と「教育学に基礎を置く研究者」のコラボレーションの意義からすれば,教育学をベースとする,私たちのようなスタンスの研究者が存在してもいいのだとも思えた。

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Comments

木原先生の研究・考えはいつもストレートに感じ、またわかりやすく納得しています。
これからも、教育工学への先生の記事を読んで勉強させてください。

Posted by: 山口光夫 | 2004.06.21 at 09:08 AM

同意。

Posted by: ほりたん | 2004.06.20 at 11:51 PM

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