番組視聴を学級文化に(さいたま市立大谷口小学校鶴田教諭の実践)
前の記事にも書いたが,7月14日,さいたま市立大谷口小学校の鶴田教諭の「みんな生きている」の活用実践を見学した。
授業そのものは,掲示板の活用なので,コンピュータ室でおこなわれた。しかし,私は,授業の足跡を探しに,4年1組の教室を訪れた。これまでの視聴記録や掲示板での交流記録がきちんとファイルに綴られていた。鶴田先生の指導の成果だ。
教室には,20種類を越える視聴カードが準備されている。そのレパートリーに圧倒された。「去年より種類が増えていますね」と私が感想をもらしたら,なんと「子どもたちが自分で視聴カードをデザインして,提供してくれるんですよ」とのコメントが返ってきた。子どもたちが手作りで視聴カードを用意するとは――。番組視聴が学級文化に結晶していることを物語るエピソードだ。
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