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2004.08.31

○○らしい教育とは(某県の教育協議会での議論から)

 今年度,近畿の某県の教育協議会の委員を務めている。この協議会は,毎年あるテーマを設けて,同県の教育のあり方について提言をまとめる役割を担っている。それが,翌年以降の教育施策に反映される。だから,けっこう重要な会議らしい。教育長以下,教育委員会の局長,課長がずらりと並んで,私たちの議論を傍聴している。
 「子どもたちの未来を切り拓く○○らしい『学び』を創るために」というのが協議テーマだ。もちろん,○○には県名が入る。
 十数人のメンバーがこのテーマに基づいて意見を述べるが,なかなかまとまらない。自然・文化の豊かさと人情の温かさが○○らしさであるといった共通項はある程度確認されたような気もしたが――。
この議論の中で,とある方が「自分たちの住んでいる地域は◆◆とは違うので――」と発言された(◆◆は県庁所在地)。なるほど,一つの県内にも多様な地域性がある。だから,○○らしいと一括りにするのには矛盾もある。
 私は,県内共通の○○らしさと県内での地域性・多様性は両立するので,そう悲観的にならなくていいとコメントした。例えば,全国の教師たちと接していて,○○県の教師たちには,「実直さ」という共通項が全体として確認でき,同時に学校の独自性を活かした総合的な学習のカリキュラムが開発されているように思ったからだ。

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2004.08.29

デジタル教材活用の魅力をアピールするリーフレットができる!(全放連デジプロ夏合宿で)

 8月28~29日,東京・表参道駅近くのNHK青山荘で,全放連教育放送デジタル化対応プロジェクトの夏合宿が催された。
 デジタル教材活用実践の比較検討,デジタル教材を用いた社会科の習熟度別指導の事例検討などに時間を費やした。2日目の最後のセッションで,全国大会等で配布する,デジプロのリーフレットのデザインを吟味した。限られた紙面でデジタル教材活用の基本原理や多様なスタイルをどう巧みに提案していくかについて,全員で知恵を絞った。また,全国の実践とデジプロの営みをどう連結させていくかについても,メンバーは熱っぽい議論を展開した。
 夏合宿の成果の一つたるリーフレットは,そのデザインの検討を9月にさらに重ね,10月に印刷,そして11月5日の全国大会で参加者に配布される。デジタル教材とその利用の魅力をアピールしたものに仕上がるはずだ。ご期待いただきたい。

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2004.08.27

『「学習指導・評価」実践チェックリスト』刊行成る!

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 昨日,教育開発研究所から,『「学習指導・評価」実践チェックリスト』が届いた。この本は,8つの章(99の項目と7つのコラム)で構成されているが,学習指導・評価に関する実践研究の最前線について叙述したものだ。特に,99の項目のそれぞれに設けられたチェックリストは,校内研究・研修ですぐに利用できる,すぐれものだ。ぜひ購入・活用してもらいたい。
 編集にお骨折りいただいたお二人(森さん,矢木さん)に厚く感謝している。

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幼稚園での放送番組活用(第15回なにわ放研)

 8月26日,NHK大阪で,第15回なにわ放送教育研究会(なにわ放研)が開催された。この日は,大阪市の小学校の教員も新たに参加してくれた。「勉強になった」と会の終わりにコメントしてくれたのが嬉しい。
 この日の報告は,幼稚園での放送番組活用事例(堀田先生@園田学園女子大学)と社会科の習熟度別指導における放送番組とデジタル教材の活用事例(松浦さん@守口市立橋波小学校)だった。
 両者とも熱の入った報告であったが,私にとっては,前者が特にためになった。日頃あまり耳にする機会のない,保育活動の実際に触れられたからだ。「つくってあそぼ」の活用事例の検討にかなりの時間をかけたが,その中で,番組分析,番組の構成を活かした教育活動のデザインの重要性は,幼稚園でも小中学校でも変わらないことを再確認できた。

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2004.08.26

2つの小学校の実践研究の共鳴(府中市立上下北小学校と同南小学校の共同)

 広島県府中市の上下町には,北小学校と南小学校の2つの小学校がある。この両校の実践研究に関わるようになって3年が経つ。2校の合計で,多い年には8回ぐらい同町を訪れることになる。
 実践研究のテーマは,2校で異なっているが,互いの授業研究会には参加するようにしている(数名ではあるが)。だから,姉妹校の授業研究の成果を吸収できる。写真は,南小の校内研修に北小から2名が参加している様子だ。 2校は,ライバル校であり,共同研究校だ。そうした緊張関係があるから,両校とも,実践研究を継続・発展できる。
秋には,両校とも,自主的に公開研究会を催す。北小が10月22日(金),南小が12月2日(木)だ。それらの機会にも互いに分科会の司会を担当したり,それに参加して意見を述べ合ったりするようだ。一つの地区の実践研究の共鳴として理想的な関係だと思う。

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2004.08.25

 「伝え合う力」をどう育むか(府中市立上下南小学校の実践研究)

 8月25日,広島県府中市立上下南小学校の校内研修会に参加した。この日は,各人が1学期の実践をレポートにまとめ,それを報告した。また,2学期以降の実践の構想を発表した。私は,同校で12月2日に開催される自主公開研に向けて各教師の取り組みを発展させる指針について,コメントした。
 話す聞く力の育成,伝え合う力の充実を目指した教師たちの取り組みは堅実で,実に頼もしい。しかしながら,公開授業の構想にはやや偏りが見られた。それを拡張すべく,私は,子どもたちの発表準備,その見直しといった場面が多くのプランに採用されそうであった。私は,そもそもコミュニケーションの力は,国語だけでなく,各教科においても,その教科独自のアプローチで育むものであること,それらの力の向上には問題解決的な展開だけでなく訓練やトレーニングの場が必要とされること,その個人差に対応するためには形成的評価と深化・補充学習を導入する必要があることなどを訴えた。
 上下南小学校の教師たちの授業研究への意欲は高い。きっと,私のコメントを消化して,レパートリー豊かな実践に取り組んでくれると思う。

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2004.08.24

「学力調査」の結果をどう読み解くか(某市の教育課程研修会から)

 24日,兵庫県某市の教育課程研修会で「子どもと学校の実態把握による授業づくり」と題する講演を担当した。「豊かな学力」の概念と確かな学力の構造,思考力育成方法の刷新,学力向上を目指す学校の研修や公開研究会のあり方,そして学力調査を授業改善や学校改革に活かす術などについて解説した。
 この地域では全市をあげて,ベネッセにより開発された総合学力調査を実施しているが,ある教師たちは,結果が悪いと自分がその責任を負わされるのではないかと心配しているらしい。私は,指導が難しい学級や学年にはむしろ力量のある先生型が配置されやすいのであるから,学力調査の結果は学校を単位として考察すべきものであることを再確認した。また,各学校は,学力を育成するにあたって,置かれた条件が異なる。それゆえ,学力調査の結果を単純に学校間で比較してもあまり意味がない。むしろ,学力向上のバランスの吟味,教師たちのポリシーや重点課題と結果とのズレの確認,そして学力実態の縦断的分析など,学校を基盤とする分析が重視されるべきであることを強調した。
 「学力調査なんて怖くない,むしろ大切な情報源だ」と,教師たちには考えてもらいたいものだ。

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2004.08.23

デジタルコンテンツの活用(関西教育メディア研究協議会の講座から)

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 23日,吹田市の関西大学で,関西教育メディア研究協議会の第5回夏期特別研修会が開催された。毎夏の恒例行事だ。今年は,模擬授業講座のコメンテーターとオープンディスカッションのディスカッサントを仰せつかった。前者は「体験,デジタルコンテンツ」,後者は「どうすんねん,確かな学力」というタイトルであった。
 模擬授業講座は,亀井さん@関西大学知識ネットワーク基盤センター,重松さん@守口市立八雲小学校の提案やコーディネーションに基づき,いくつかのデジタルコンテンツの活用を参加者に体験してもらった。
 私は,講座の総括を担当したが,デジタルコンテンツ活用の意義について,その便利さや幅広さを整理するとともに,それによる思考力育成の充実を訴えた。

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2004.08.22

eCCプロジェクト第1回オフミ開催!

 8月21日に,東京大学大学院・情報学環・山内研究室で,eCCプロジェクトの第1回オフラインミーティングを開催した。
 このプロジェクトは,カリキュラム・コーディネータ養成のためのe-Learningプログラムの開発研究だ。第1回オフミでは,ある学校の総合的な学習のカリキュラムの全体計画について分析した結果を,そしてそれを掲示板を使って討議してきた成果を,参加メンバーにプレゼンテーションしてもらった。こうした活動を通じて,カリキュラム開発に関わる実践動向や理論を吸収してもらうことを意図している。
 全国各地から選ばれた精鋭だけに,彼らの分析の視点はしっかりしていた。けれども,オフミの最後には,私の方から,それらを拡張すべく,例えば小中連携の実践動向,教師間の共通理解に至るまでの葛藤などについて補足した。

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2004.08.19

「総合的な学習の時間」の現状と課題(K市立教育研究所主催の教員研修講座にて)

 8月19日にK市立教育研究所主催の教員研修講座で講師を務めた。講座の内容は,「総合的な学習の時間の現状と課題」である。
 講演の内容は,総合的な学習の時間の基本枠組み,学校としての全体計画,そして教科学習と総合的な学習の連結についてである。講演終了後,研修参加者と意見交換をおこなった。
その中で,「総合的な学習の時間で育成が期待されている能力・資質は,中学生では獲得できないと思われるが――」といった質問が出された。これには,「教師がある程度指導性を発揮してやらないといけない,中学生でも適切な指導があれば問題解決に取り組める,またそれが具体的になるように教材を地域に求めるとよい」と回答した。また,「総合的な学習の時間の活動は既に創設前から我が校,我が地域では試みている,だから必要ない」というコメントも出された。「それなら,そうしたよき活動を拡張すればいい,むしろ学校の実践史を尊重した総合的な学習の取り組みが成功への秘訣」とリアクションした。
 いずれの点も,講演の中である程度は言及したつもりだっただけに,総合的な学習の時間の理念や枠組み,その特徴を伝達することの難しさを痛感した。

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2004.08.18

「豊かな学力を育む指導と評価」(福井県大野市での講演から)

 18日,福井県大野市の教職員対象の教育シンポジウムで講演を担当した。演題は,「豊かな学力を育む指導と評価」だ。内容は,豊かな学力の概念と確かな学力の構造,思考力育成方法のリニューアル,総合的な学習の時間の一層の充実,そして学力向上に資する校内研修・研究のあり方だ。
 90分強の講演の後,1時間もの質疑応答の時間が設定されていた(事前に聞いていなかったので,ちょっとびっくり)。大野市には小中1校ずつ,学力向上フロンティアスクールがあるが,それらの学校の研究主任(?)からも質問や感想を頂戴した。両校の学校研究の取り組みと私の講演内容は方向性が共通しているようで,ほっとした。

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2004.08.16

教育方法に関する思考力を測るテスト(就実大学の集中講義で)

 2週にわたった就実大学における教育方法論の最後に,教育方法に関する思考力を測るテストを実施した。現在,その採点中である。このテストは,ある中学校における仮説-検証型の学習を撮影した実践記録を題材とするもので,次のような問題を設定している(60点満点,残り40点は出席点)。

1.この実践を次の人が見たら,どんな感想を抱くでしょうか(10点×2)。
(1)コメニウス
(2)サドベリーバレー校の教師たち
2.この社会科の実践を発展させて「総合的な学習の時間」の学習を構成する場合には,どのような活動がさらに必要となるでしょうか。考察しなさい(15点)。
3.この実践と講義で紹介した守口市立橋波小学校の歴史学習の実践の違いを,利用する「情報手段」を視点として説明しなさい(15点)。
4.「情報活用能力」の育成を視点として,この実践の長短所を指摘しなさい(5点×2)。

 学生さんは熱心に取り組んでいたので,テストの結果もすこぶるよかったと言いたいところだが,やはり3の実践の比較検討などはどうも難しかったようだ。
 自分では,よく工夫されたテスト内容・形式だと思っているのだが,立派な後輩Y氏から「懲りすぎ」と言われたこともあるので,反省も必要?

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2004.08.15

『学習指導・評価』実践チェックリスト(教育開発研究所)使える!

 先日,教育開発研究所より8月末ごろ刊行予定の『「学習指導・評価」実践チェックリスト』の編者校正を終えた。この本には,確かな学力の育成に向けた,約90のトピックが叙述されている。そして,各トピックにはそれぞれ,20程度のチェック項目が用意されている。それらのチェックリストは,授業改善を目指す校内研修,行政研修で有効に活用できそうだ。

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2004.08.13

集中講義の最後に花束!(就実大学の学生さんから)

 8月11,12日と,先週に引き続き,就実大学で教育方法論の集中講義を担当した。後半は,放送・視聴覚教育,IT活用,情報教育,そしてメディア・リテラシーの育成がトピックだ。それに,テスト。これは,実践記録映像を題材とした,「思考力」を問うものである。
 驚いたことに講義の最後に学生さんから,花束をもらった。「講義が楽しく,よく分かったから」とのことだったが,誰かがイニシアチブを取って呼びかけ,みんなをまとめてくれたらしい。4日間だけの関わりだったのにこんなことまでしてもらい,教師冥利に尽きる。同時に,あまり学生さんの名前を覚えられなかった自分を恥じた。来年もお願いしたいという意向を大学からお聞きしているので,次年度はその点を克服したい。

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2004.08.10

放送教育指導者養成講座(通称:虎の穴)OB会(第2日目)

 8月8日,放送教育指導者養成講座(通称:虎の穴)のOB会第2日目が催された。この日は,「わかる算数5年生」のある回を活用した授業プランを作成するという活動型の研修が展開された。3つのグループに分かれて,授業プランが作成されたが,いずれも「わかる算数5年生」の特色を生かしたものとなっていた。この「教室撮影系」番組の持ち味がプランに反映されていた。
 ただし,活動型研修そのもののデザインはまだ甘いと,私は指摘した。「プランを作成しましょう」という大きな課題では,短い時間の作業でアウトプットが出しにくい。より焦点化された,だからこそアウトプットを出せる課題,焦点化された課題を準備するよう,企画者に苦言を呈した。
 2日間の研修の最後に,参加者一人ひとりに,「○○さんへのメッセージ」を送った。OB会参加者のこれからの実践の発展を祈念し,各人のよさ,特長と今後の課題を自分なりに提示した。これが参加者にどう受け止められたかを,来年度の浜松でのOB会(8月6・7日を予定)で確かめてみたいと思う。

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2004.08.08

放送教育指導者養成講座(通称:虎の穴)OB会(第1日目)

 8月7日,NHK大阪で,放送教育指導者養成講座(通称:虎の穴)のOB会第1日目が催された。これは,虎の穴の卒業生たちの自主的な研修会だ。今年で3度目を迎えた。まったくの手弁当(私も含めて)だから,みんな意欲的に取り組んでいる。今年は,実践報告をグループ別でおこない,グループ代表を一つ決めて,決戦報告がおこなわれるというコンテスト形式が採用された。なかなか工夫された,参加型の研修会となった。頼もしい限りである。

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2004.08.07

自慢(?)の「教育方法論」(就実大学での集中講義)

 8月5,6,11,12日に,就実大学で教育方法論の集中講義を担当する。岡山大学教育学部に勤めていた時代から,この大学にお世話になっている。大阪市立大学に異動が決まった時,辞退したが,集中講義でかまわないからということで,ずっと継続している。

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 学生さんは,すこぶる真面目だ。学校教育に関する興味もある。そんな彼女たちに私が準備しているメニューは次のとおりである。実は,このラインナップをけっこう気に入っている。教育方法の理論と歴史について俯瞰しつつ,新しい教育実践の新しい潮流とその典型例について具体的に提案・紹介できているからだ。

[授業の目標]
 我が国や諸外国の教育方法を,カリキュラムや学習指導法(メディアの教育利用等)を視点として,解説する。また,毎回の講義において,授業のビデオ記録や文字記録を提示し,実践事例を紹介する。これらの解説と事例紹介を通じて,教育方法の理論と実際を把握してもらいたい。

[授業内容]
第1日:8月5日(木)
 9:10-10:40 講義のキーワード・鍵概念
10:50-12:20 欧米の教育方法史
13:10-14:40 戦後50年の我が国のカリキュラム開発
14:50-16:20 オープン教育の特徴と課題

第2日:8月6日(金) 
 9:10-10:40 選択履修幅の拡大
10:50-12:20 中高一貫教育
13:10-14:40 総合的な学習のカリキュラム開発
14:50-16:20 目標に準拠した評価と少人数指導の導入

第3日:8月11日(水)
 9:10-10:40 放送教育の原点
10:50-12:20 放送教育の新展開
13:10-14:40 学校の情報化と授業におけるIT活用
14:50-16:20 情報教育の体系化とその支援システム

第4日:8月12日(木)
 9:10-10:40 メディア・リテラシーの育成
10:50-12:20 テスト

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2004.08.04

「総合的な学習の時間」の全体計画(大阪府教育センターの講座にて)

 8月2日に大阪府教育センターで,小学校教員を対象とする夏期講座の講師を務めた。学校現場の実践研究テーマとしては下火になったきらいがある「総合的な学習」のカリキュラム開発に関するものだ。
各学校の総合的な学習の実践に関する問題点をリストアップしてもらい,それをグループでまとめて模造紙で発表する,2)グループに共通する問題点を木原が整理する,それを踏まえて「総合的な学習の時間」の意義,特徴,課題等を解説する,3)総合的な学習の時間の(学校としての)全体計画に焦点を絞って,各学校のそれをグループ内で報告し合う,グループで最も理想的だと思われる全体計画を選択して,やはり模造紙で発表する,4)複数の全体計画を比較しながら,木原がその作成方針を整理し,典型事例を紹介する,5)もう一つの総合的な学習の時間のカリキュラム開発に関わる実践課題である,教科との連携について,木原が解説する,という5つの流れを持つものであった。
 時間不足もあり,整理が不十分であったかもしれない。しかし,参加者が自分自身で全体計画を考える契機としては,成功の部類にはいると自分では思った。しかし,参加型・活動型の研修のコーディネーションは疲れる――。

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オープンキャンパスでも「学校デジタル羅針盤」

 8月3・4日は,我が大阪市立大学のオープンキャンパスが催される日だ。全学,学部単位のオリエンテーションの後,コース(教室)の紹介時間帯がある。これは,各コースを高校生が巡り歩いて,大学での教育・研究の実際にふれることが意図されている。
 教育学コースでは,概要説明の後,教室ホームページと「学校デジタル羅針盤」で私が出演した回を見てもらった。高校生にとっては,コンピュータ上で動画を見られることに加えて,インターネット上で配信されているコンテンツに,今そこにいる人物が登場していることが驚きのようだった。
 けっこう熱心に「学校デジタル羅針盤」を高校生が視聴してくれていた。もしかしたら,将来の放送教育の担い手に???

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2004.08.02

NHK「学校デジタル羅針盤」3学期放送分

 8月1日,渋谷のNHKエデュケーショナルで,「学校デジタル羅針盤」番組委員会の第2回会議が催された。3学期放送分の対象番組,実践者,そしてキーワードの決定のための会議であった。
 3学期の番組では,伝え合う力を育む,教師の自己研修,個に応じた指導などがキーワードとなる。1学期に撮影した学級の成長,「学校デジタル羅針盤」を視聴して自らの授業づくりの参考にする教師の姿など,1・2学期とは異なる趣きを持った番組も放送される予定だ。ぜひ視聴してもらいたい。

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