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2004.09.23

放送番組利用のレパートリー(第16回なにわ放送教育研究会から)

 22日夜,NHK大阪で,第16回なにわ放送教育研究会が開催された。内容は,次のとおり(浅香さんのまとめを参考に)。
 ①わかる算数5年生「多角形がわかる」:原さん
 ②にんげん日本史「豊臣秀吉」):松浦さん

 ①は,教職2年目の原さんが,はじめての全視聴(分断なし)の番組利用に挑戦した授業の報告だった。。内容は多角形のなかに対角線が何本あるかというものです。原先生はまず多角形の復習をしてから番組視聴を導入して,その後,ワークシートを使い,学習を深めようとした。
 「授業の展開が,番組の分断利用のパターンと同じになっているが,丸ごと視聴の場合にはそれとは異なった展開が必要とされるのではないか(浅香)」,「ワークシートを先にしてから番組を見た方が「数学的な思考」が身につけやすかったのではないか(浅香)」,「『多角形がわかる』なのだから,対角線の指導だけにこだわるのではなく,最後には多角形の特徴を子どもが考察するような展開がよいのではないか(松浦)」という意見が出た。浅香さんも松浦さんも,放送番組利用のツボをおさえた,いいコメントを出してくれた。
 いずれにしても,これまで分断利用ばかりだった原さんが新しい方法に挑戦したことは,番組利用のレパートリーを増やすという意味で,いいことだと思う。彼のチャレンジ精神に敬意を表したい。

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