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2004.09.25

明日から英国で,カリキュラム・コーディネーターについての調査を実施

 本日夕方,東京工業大学での日本教育工学会への参加(研究発表,司会,企画委員会,理事・評議委員会,大会企画委員会など)を終え,帰阪した。
 さて,明日から,7泊8日の英国調査が始まる。明朝,伊丹空港を出発し,成田空港を経て,ヒースロー空港着が現地時間で15:55という旅路だ。調査内容は,カリキュラム・コーディネーターの組織上の位置づけ(英国では,カリキュラムエンリッチメントコーディネーターと呼ぶらしい),役割,そして力量形成等だ。5校を巡って,彼の地のカリキュラム・コーディネーターの実際を把握してくるつもりだ。
 既に,インタビューの主な内容項目を先方に伝えてある。それらは,以下の通りだ。
(1)学校の概要(生徒数,教師数,1週間の各教科の授業時数,歴史,学力調査結果,学校がある地域の特色など)
(2)各学年のクロスカリキュラアプローチやトピック学習,プロジェクトワークの概要
(3)クロスカリキュラアプローチ等の計画・実施・評価の手続き
(4)カリキュラムエンリッチメントのためのコーディネータの役割,バックグラウンド,他の教師との共同,それを実現するための「方策」
(5)上記「方策」の変遷(クロスカリキュラアプローチ等の開発過程,そこにおける「方策」の推移)
 現地のホテルの通信環境はあまりよくない(安宿に泊まっているので)。だから,しばらくこのblogはお休みになりそうだ(一応試みてはみるが)。しかし毎日学校で得た情報を綴っておいて,帰国してから一気にアップロードするつもりである。その節はぜひリアクションの感想を寄せてもらいたい。

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2004.09.24

カリキュラム開発におけるコーディネーション方策のモデル化(教育工学会第20回全国大会での発表から)

 24日午前,日本教育工学会の一般研究発表セッションで,「カリキュラム開発におけるコーディネーション方策のモデル化」というタイトルで研究発表をおこなった。カリキュラム・コーディネーターたる,ある学校の「総合専科」教師が5年間に同僚に対してどのような働きかけを繰り広げて,カリキュラム開発を進展させてきたかを記述し,モデル化したものだ。
 けっこう多くの聴衆が発表を聞いてくれた(今年は,「授業研究」等の地道な取り組みに興味を持ち,発表を聞きに来る人が例年よりも多い気がする)。ただ,自分ではそれなりに分かりやすく発表したつもりなのに,質問が少なく,拍子抜けした。説明が悪かったのか,そもそもネタがマイナーなのか――。
 次の機会では,カリキュラム・コーディネーターの実践史をライフストーリー的に記述し,それとコーディネーション方策の関連構造を明らかにして,コーディネーション方策獲得過程をモデル化した研究を報告する予定である。それにはもっとたくさんのリアクションがほしいなあ――。

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2004.09.23

放送番組利用のレパートリー(第16回なにわ放送教育研究会から)

 22日夜,NHK大阪で,第16回なにわ放送教育研究会が開催された。内容は,次のとおり(浅香さんのまとめを参考に)。
 ①わかる算数5年生「多角形がわかる」:原さん
 ②にんげん日本史「豊臣秀吉」):松浦さん

 ①は,教職2年目の原さんが,はじめての全視聴(分断なし)の番組利用に挑戦した授業の報告だった。。内容は多角形のなかに対角線が何本あるかというものです。原先生はまず多角形の復習をしてから番組視聴を導入して,その後,ワークシートを使い,学習を深めようとした。
 「授業の展開が,番組の分断利用のパターンと同じになっているが,丸ごと視聴の場合にはそれとは異なった展開が必要とされるのではないか(浅香)」,「ワークシートを先にしてから番組を見た方が「数学的な思考」が身につけやすかったのではないか(浅香)」,「『多角形がわかる』なのだから,対角線の指導だけにこだわるのではなく,最後には多角形の特徴を子どもが考察するような展開がよいのではないか(松浦)」という意見が出た。浅香さんも松浦さんも,放送番組利用のツボをおさえた,いいコメントを出してくれた。
 いずれにしても,これまで分断利用ばかりだった原さんが新しい方法に挑戦したことは,番組利用のレパートリーを増やすという意味で,いいことだと思う。彼のチャレンジ精神に敬意を表したい。

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2004.09.19

カリキュラム・コーディネーターの力量形成過程についての考察

 昨日,今日と,ある論文の執筆に相当の時間を費やしている。それは,所属している大阪市立大学・大学院文学研究科の研究紀要「人文研究」に投稿するための論文で,「カリキュラム・コーディネーターの力量形成過程についての考察~ある「総合専科」教師のライフストーリーから~」というタイトルを用意しようと思っている。
 これは,昨年度継続的にインタビューを実施した,ある小学校の「総合専科」教師の力量形成に関する事例研究の成果をまとめようとするものだ。その教師のカリキュラム・コーディネーションが,自身の実践史の中でいかに育まれてきたかを,ライフストーリー的手法を用いて記述し,整理し,モデル化しようとしている。
 うまくまとまるといいのだが――。「人文研究」の投稿論文には,きちんとした審査が適用され,内容や形式のチェックを受ける。本学には,ライフヒストリー研究の大家もいらっしゃって――,査読が怖いような――。

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2004.09.17

大阪教育大学附属平野中学校の教育研究会(11月13日(土))に行こう!

 今日は,大阪教育大学附属平野中学校で,定例の自主勉強会,S&C勉強会が催された。2件の報告・提案があって,2時間以上,参加者で議論した。今回で,数えて99回となった。10年ちかくかかったが,来月は100回の節目の研究会となる。最近では附属平野小学校の先生たちの参加も得て,新しい展開を見せている。
 ところで,平野附中は,11月13日(土)に,教育研究発表会を開く。2コマにわたって,「全教科・全教官」が授業を公開するが,それは,これまでになかったことらしい。同校の教師たちは皆,実力者ぞろいだ。必修教科における「個に応じた指導と評価」などについて,また選択教科の教材・題材開発等について,きっといいモデルを示してくれると思う。休日をつかって訪問する価値のある研究会だ。多くの方に参加してもらいたい。ちなみに,私も参加の予定である。

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2004.09.16

卒論指導も盛り上がってきて――

 今日は,1部の学生4名の卒論指導日だった。彼らのテーマは,少人数指導の要件,習熟度別指導の運用上の工夫,総合的な学習の課題づくりの支援と評価,そして小学校における自然体験の意義と課題といった内容だ。
全員,学校現場に赴き,実践に触れつつ,データを収集・分析する。だから,今が卒論指導の山場と言っても過言ではない。10~11月がそうしたデータを集める最後のチャンスだからだ。
 今日は,インタビュー項目や観察の視点などを確認したり,アンケート調査の項目をチェックしたりした。26日からの渡英中にも,指導学生にはがんばってもらわないと――。それにしても,2部学生2名あわせて6名の指導が重なると,データ収集の段取りをつけるのにけっこう辛いものが――。

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2004.09.14

学校研究の発展(清音村立清音小学校の校内研修会から)

 岡山県都窪郡の清音村に,清音小学校がある。この学校の学校研究に,平成11年度から,私は参画している。かつては総合的な学習の時間のカリキュラム開発を,現在は,算数における「学び方」(数学的な考え方と表現処理を含む)の育成を研究テーマに掲げ,教師たちが授業研究を継続している。
 この学校の教師たちは,授業研究に真摯な姿勢で取り組んでいる。私が授業後の事後研でコメントしたことを,授業者は変わっても,次の研究授業に反映させてくる。例えば,思考・判断を問うためには評価問題に工夫が必要ですねとアドバイスすると,「説明」などに頼らない(国語力に依存しない)適用題を考案してくる。また,ティームティーチングでは授業中の教師間インタラクションが決め手ですよねと説くと,教師たちが授業中に直接・間接的にコミュニケーションを繰り広げるアイデアを指導案に盛り込んでくる。
 つまり,学校研究が,常に進展している。彼らの実践には派手さはないが,着実に歩んでいる。この授業研究文化を,メンバーが代わっても,ぜひ継承してもらいたいものだ。2月に再度訪問の予定。

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2004.09.13

参加型事後研の可能性(府中市立上下北小学校の研究会の企画・運営)

 広島県府中市の上下町に,北小学校がある。この学校は,府中市の特色ある学校づくり推進事業指定校として,実践研究を展開している。国語,算数,英語活動を柱として,「コミュニケーション能力を高め,基礎・基本の定着を図る授業づくり」に教師たちは勤しんでいる。10月22日(金)に公開研究会を開催するが,今日は,それに向けての最後の授業研究をおこなった。1年生の算数と2年生の国語の授業の後,いわゆる「参加型」の事後研を実施した。写真は,その模様だ。
今日は,教育事務所の指導主事,隣の南小の教師,そして他地域の中学校の4名の教師が,フリーカードを用いて,授業についての意見を出し合い,私がそれを整理しながら,議論を深めていった。短い時間であって,数多くのコメントが飛び交い,建設的な事後研となった。研究会当日は,全体会も,事後研の成果を持ち寄って進める「参加型」として運営される。
 この学校の授業とカリキュラム,そして事後研や全体会のデザインは,他校で実践研究を進める教師たちにとっても,必ずや参考になるに違いない。ぜひ多くの教師たちに集ってもらいたい。

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2004.09.12

日本教育メディア学会第11回全国大会でのワークショップ(日本賞に見る「放送と教育」)

 一昨日も紹介したが,10月15・16日,関西大学の高槻キャンパスを会場にして,日本教育メディア学会第11回全国大会が催される。今日,その実行委員会が開催され,私も出席した。主たる議題は,1日目の午後に設定されるワークショップの進め方であった。
 このワークショップでは,参加者が3グループ程度に分かれて,日本賞受賞作品を評価する。まるで,我が国が世界に誇る教育番組コンテスト,日本賞の審査委員になったかのように。審査という活動の中から,「すぐれた教育番組の要件」を導出していくことが意図されている。ワークショップのデザインもユニークだし,日本賞受賞作品を見ること自体がたいへんためになる。放送教育関係者はぜひ大会に,そして本ワークショップに参加してもらいたい。

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2004.09.11

日本教育工学会第20回全国大会

 9月23~25日,東京工業大学を会場にして,日本教育工学会第20回全国大会が催される。私は,この学会の一般研究発表セッション2(24日午前)で,総合的な学習のカリキュラムコーディネーションに関する事例研究の成果を報告する。これは,ある学校の総合的な学習のカリキュラム開発の軌跡,そこにおけるミドルリーダーたる教師(研究主任)が果たしてきた役割とその変容について,聞き取り調査の結果を整理したものだ。報告について,多くの方のご意見を聞いてみたいものだ。
 ところで,研究発表以上に,大会企画委員会の副委員長として,大会全体のプログラムの編成にも関わってきただけに,今大会には思い入れがある。成功を祈念している。

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2004.09.10

日本教育メディア学会第11回全国大会での自由研究発表(メディア・リテラシーの育成を発展させる方策に関する日本・台湾の比較研究)

 10月15・16日,関西大学の高槻キャンパスを会場にして,日本教育メディア学会第11回全国大会が催される。私は,この学会の自由研究セッションでの発表を予定している。今日は,その発表原稿の作成に時間を費やした。
 発表のタイトルは,「メディア・リテラシーの育成を発展させる方策に関する日本・台湾の比較研究」(仮)だ。我が国でメディア・リテラシーの育成に取り組んできた教師たちと台湾でそれに取り組む教師たちのライフストーリーを比較検討し,その異同から,我が国固有の実践方策を導出した結果について報告したいと考えている。授業研究とカリキュラム開発,教師の成長,メディア・リテラシー等の研究領域がブレンドされた内容であると自負している。
 なお,2日目の課題研究「学力とメディアの関係を問う」のコーディネータを務める。これは,次のような問題を検討することをその趣旨としている。
・総合的な学力,高次な能力の育成に,教育メディアはどう貢献できるか
・視聴覚メディア,デジタルメディアの活用は,確かな学力の育成に対していかなる役割を果たすべきか
・それらのメディアを授業に活かすためには,教師の授業設計や学校の学習環境はどう改善されるべきか

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2004.09.09

大阪市の小学校における習熟度別指導-なんと約300校のすべてで-

 8日,大阪市のとある小学校の校内研修会に参加した。同校は,本年度,いわゆる「習熟度別学習」に関する研究校に指定された。大阪市では3年間かけて,約300校もあるすべての学校に,これを導入する。訪問校はその先陣を切る学校の1つというわけだ。
 2学期から,高学年の算数で習熟度別指導を展開するという。教師たちは,「どの単元でも習熟度を実施しなくてもよいと思われるが,それでよいか」「グループを決定するための評価の内容は知識理解だけか」,「子どもの希望と教師の助言によるグループ分けでよいのか」といったことに悩んでいた。例えば,最後の問題であれば,「コース等の選択には,子どもの希望と教師の助言のすり合わせが必要でしょう。学年や経験に応じて,両者の軽重を変えた方がいいです。」「いずれにしても,最も大切なことは,評価規準,判断基準の作成と子どもたちとのそれらの共有です。」とアドバイスしておいた。また,「加配教員の措置がない教科の指導でも,学級担任の授業づくりの工夫によって,習熟度別学習は展開可能であるし,現に体育などでは当たり前のように導入されていますよね。」と,習熟度別学習の実施方針を広げることも提案してみた。
 我が大学の設置者たる大阪市も,けっこう悩ましい取り組みを始めたものだ。しかし,習熟度別学習の導入は,挙止たちの授業づくりの工夫・改善の一助となる可能性も秘めている。実践研究が熱を帯びることを期待している。

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2004.09.06

「これさえあればすべてOK! 小学校高学年の実技4教科と総合的な学習―『考える力』を育てる授業作りの超マニュアル-」

 神戸市のシーガル神戸を会場にして,標題のようなカリキュラムパッケージの出版・開発打ち合わせが開催された。これは,音楽,図画工作,家庭,体育の4教科と総合的な学習の学習指導・評価を「考える力」の育成を共通項にして連結し,その年間指導計画,代表単元プラン(目標,計画,資料,学習ノート,評価規準・ツールなど)を本とCD-ROMで学校現場に提供しようとするものだ。大修館書店と岡山大学の教科教育メンバーの企画に,私も乗せられて,「カリキュラムパックが変える小学校の授業」,「『考える力』を育てるカリキュラムと学習指導」といった総論の執筆を担当させられることになった。
 本日の編集会議では,「超マニュアル」に加えて,「脱マニュアル」という性格をカリキュラムパッケージに加えること,「考える力」と各教科の評価の観点の関連づけなどについて,私は提案した。
 企画の学校現場へのインパクト以上に,私は,かつての研究会メンバー,教科教育の専門家たちとの共同作業が懐かしくもあったし,また刺激的でもあった。

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2004.09.05

全放連デジプロのメンバーが担当する「デジタル時代の授業創造講座」

 NHK事業部及び学校放送番組部,全国放送教育研究会連盟,日本放送教育協会は,一昨年度から,全国各地で,放送教育実践のためのワークショップ「デジタル時代の授業創造講座~先生のための教え方教室~」を開催している。これは,放送番組とデジタル教材を活用した授業づくりを参加者が体験し,またそれを交流して,そのノウハウを体得するための研修会だ。
 今年度も8会場で催されるが,そのうちの2会場でのワークショップを,講師とともに,数日前にも紹介した全放連教育放送デジタル化対応ミレニアムプロジェクトのメンバーが担当する。1つは,放送教育研究会全国大会の2日目(11月6日)の午後のセッションで営まれるもので,小学校4年の理科番組と関連Webの利用について検討することになる。これには,デジプロ地方メンバーの鹿児島県東郷町烏丸小学校・戸川さんが実践提供者として参画する(講師は私が一応予定されている)。もう1つは,12月4日に徳島市で営まれる,小学校6年生の理科番組と関連Webを用いた授業づくりの実践的検討で,これには,デジプロの若き委員長,目黒区立伝道小学校の田端さんが登場する。講師は,鳴門教育大学の藤村先生だ。
 今朝,戸川さんの実践について,資料をもとに,その特徴を検討した。戸川実践にネタにして,「緊張感のある」ワークショップにしていくつもりである。11月6日は土曜日なので,興味のある方は,ぜひご参加いただきたい。

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2004.09.04

少人数指導・習熟度別指導について学ぶなら(加藤幸次『少人数指導習熟度別指導』ヴィヴル)

 先日,加藤幸次著『少人数指導 習熟度別指導』(ヴィヴル,2004年)を購入し,読んだ。著者の加藤先生は,長年,個別化・個性化教育の推進やオープンスクール運動にリーダーシップを発揮されてきた方だ。少人数指導・習熟度別指導に関わる研究や実践の第一人者といっても過言ではないだろう。
 少人数指導・習熟度別指導が台頭し,普及してきた経緯の解説,外国との比較検討,各種調査結果の紹介,実践例の提示など,この問題について学ぶなら,本書の内容は実にためになる。
 私が卒論を担当している学生で,こうしたテーマに取り組んでいるものにも,本書を早く読ませないと――。

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2004.09.02

授業力量形成の基本要件(『解放教育』2004年11月号の原稿)

 今日は,来客が数件有り,あまり時間がなかったが,締め切り間近の原稿を仕上げた。それは,明治図書より刊行されている雑誌『解放教育』2004年11月号の原稿だ。これは,元同僚の桂正孝先生が編集長をなさっている,人権教育を主たるテーマとする雑誌だ。
 11月号の特集テーマが「授業づくりへの挑戦-教科指導の力量アップをめざして-」となったので,「授業研究と教師の成長」を専門分野としている私にも声がかかったというわけだ(巷には,私の専門を放送教育とか,情報教育とか,総合的な学習だと勘違いしている人もいるが――,自分にとって,それらは,教師が自己成長を遂げるためのきっかけや舞台だと自分なりに定義している)。
 特集の巻頭を飾る原稿なので少々緊張したが,「授業力量形成の要件」というタイトルで,いくつかの提案をした。刊行の運びとなった後に,このWebに原稿のデータをアップしたいと思う。

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2004.09.01

番組制作者へのインタビュー(「にほんごであそぼ!」の制作裏話)

 今年度,私は6名の学生の卒論指導を担当している。そのテーマは,少人数指導の展開の,習熟度別指導の運用,総合的な学習における課題設定の支援,学校における自然体験の意義,コンビニにおけるOJT,そして「幼児の日本語習得における番組視聴の効果」である。
 「幼児の――」をテーマにしている学生が,8月28日,東京・渋谷のNHKエデュケーショナルで,その制作を担当していらっしゃる方にインタビューをおこなった。制作の枠組み(スタッフ,出演者の選定,内容や構成決定の手順など)に加えて,制作がスタートするまでの経緯などもお聞きできた。
 「にほんごであそぼ!」は,内容・構成とも,よく練られた番組だと,私も思う。学生には,他の幼児番組との比較,小学校の国語番組との比較,そして実際に幼児が番組を試聴している様子の観察などのアプローチを,インタビューの実施とともに,指示している。それらによって,この番組の可能性を多面的に探ってほしいと思う。

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