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2004.11.14

新しいタイプの役割に挑戦する教師たちへのエール(拙稿「小学校教科担任制の新展開」)

 先日,出版社の「ぎょうせい」より『特色ある学校づくりのための新しいカリキュラム開発 第5巻 確かな学力をはぐくむ教育組織の多様化・弾力化』(児島邦宏編著)が刊行された。この著書において,私は,「小学校教科担任制の新展開」という章の執筆を担当させていただいた。そこで,小学校における教科担任制,すなわち,完全教科担任制,専科の単独指導,学級担任と専科のTT,授業交換,カリキュラム・コーディネータなどを整理する図式を提案してみた。
 また,小学校における専科やコーディネータの意義,彼らが抱える悲哀について論じてみた。学級担任制を旨とする小学校において,管理職でもないのに学級を持たせてもらえない教師は,学校においてマイノリティになりやすい。そもそも学級の子どもとのふれあいを生き甲斐にして教職に就いた彼らは,教科担当的な立場を,そう簡単には受け入れがたい。彼らは,そうした立場を自己実現の舞台とは思いがたい。学校組織や同僚のためにあえてそうした立場に身を置いているのに,それを認めてくれる人も多くはない。
 しかし今日の授業改善,学校改造は,教師間の共同を強く要請するものであるから,小学校では,多くの同僚と直接・間接にパートナーシップを築き,同僚間コミュニケーションの媒介役を果たす専科やコーディネータは不可欠の存在だ。
 新しいタイプの役割に挑戦する教師たちへの私のエールをぜひお読みいただきたいと考え,アップロードした。
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