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2005.01.17

様々な国の教師に共通する点とは(「教職概論」第12回目の講義から)

 本日,「教職概論」の講義で,タイ,インド,フィンランドの教師の姿を映像で提示した。教職議論の講義は大きく3つのパートで構成されているが,第3のパートは,教師の多様性がキーワードだ。第11回は,教職経験と教師の発達課題について言及した。
 本日の講義(第12回)では,諸外国の教師の授業づくり等を受講生に紹介し,社会・文化的要因が教師に期待されるものを変える,少なくともその強調点を変えることを論じた。例えば,タイでは担当する科目が数多く,学級定員が80名にも及ぶので,衛星放送で示される他の教師の授業映像を,自らの授業に取り入れる教師がいるといった事例を学生に提供した。
 同時に,講義の最後に,それでも,あらゆる国の教師に共通する点があるのではないかと受講生に問うてみた。「創造性の発揮です」と答えてくれることを期待して。それに近いコメントが聞けて,安心した。
 児童・生徒の実態を見つめ,時代や社会の要請を受け止め,自らが置かれた条件をかんがみ,自分なりのアイデアを生かして授業をデザインし,実行する。そうした創造性の発揮を,どの国の教師たちも,苦しみながら,楽しみながら,続けている。今日の講義を終えて,またそう実感した。

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