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2005.01.01

平成17年の研究課題(覚え書き)

 元旦の午後から,先にも言及した卒論チェックを続けている。まだ一人分しか――。
 ところで,年頭にあたって,今年の研究テーマについて,考えてみた。単なる覚え書きにすぎないが,まとめてみよう。どうやら,大別して,二つの課題があるようだ。
 一つは,カリキュラム・コーディネーションの記述とそれを踏まえた現職教育プログラムの開発である。二校の「総合専科」教師の同僚への働きかけの記述とモデル化,eCCプロジェクトと続いてきた,このテーマには,科研の終了とともに,とりあえず決着をつけたい。
 ただし,例えば英国の中等学校で出会った「学力テスト実施・公開担当主任」が果たしている役割なども視野に入れて,学校評価とミドルリーダーの果たす役割を関連づける可能性を志向すべきかもしれない。ベネッセ教育総研の総合学力・教育力調査プロジェクトも,その枠組みにならば位置づけられるかも――。
 もう一つは,教師のライフストーリーの記述である。ここ3年ほど,メディア・リテラシー教育に取り組む二人の教師を対象とする,ライフストーリーの記述・モデル化,あるカリキュラム・コーディネータの方策と彼のライフストーリーとの連関のモデル化などに挑戦してきた。今,自分で一番おもしろいと感じる研究課題だ。もちろん,これをいっそう充実させるためには,ライフストーリーやライフヒストリーの方法論にもっと長けなければいけないし,それを教育工学研究に適応させる術を会得しなければならない。
 なお,もしかしたら,教師ではなく,学校を単位とする「スクールストーリー」研究へとこれを発展させるのが,学校との共同的な関係を築く機会が多い,現在の自らの研究活動スタイルにマッチしているのかもしれない。そうすれば,それは,第一の研究テーマともさらに強く結びつく。

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