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2005.01.15

デジプロ最後の委員会(最終報告書の作成に向けて)

 13日,渋谷のNHKで,全放連・教育放送デジタル化対応ミレニアムプロジェクトの委員会が催され,私も出席した。5年の長きにわたって,NHKデジタル教材の活用に取り組んできた,この研究プロジェクトも,いよいよフィナーレを迎える。
 5年間の研究成果を総括するために,現在,最終報告書の原稿をメンバーは執筆中だ。今年度の授業研究の営み,デジタル教材活用事例とその集約(全国マップ),デジプロの5年間の歩みなど,盛りだくさんの内容だ。これを読めば,デジタル教材活用に対する全放連の姿勢や展望がよく理解できるであろう。
 この研究プロジェクトは,デジタル教材という新しい潮流に対する,全放連の挑戦であった。当初は,IT環境の整備などがネックになり,思うように実践化が進まなかった。しかし,それが整備されるのと同時に,デジプロのメンバーは,総合的な学習や教科学習において,放送番組のよさを補完したり,強化したりするために,デジタル教材を自らの授業に取り込んでいった。そして,それは,例えば目標に準拠した評価の実現,個に応じた指導の展開など,学力向上を志向した実践と結びつきを強めていった。
 さらに,この研究プロジェクトを推進する過程で,メンバーは,研究ネットワーク構築の方法論を会得したように思う。地方の放送教育実践家との共同研究の展開,そのための舞台たるWebページの構築,研究成果公開に役立つリーフレットの作成やワークショップの開催など,全放連の研究はより立体的に企画・運営されるようになった。
デジプロは終わりを迎えるけれども,メンバーがこの5年間に培った知恵やスキルや意志は,これからの全放連の研究に資するに違いない。4年以上も彼らの苦労を見つめてきた私はそれを確信している。
 放送番組の活用に取り組む,興味のある方は,3月末に刊行される最終報告書をぜひ入手してもらいたい。連絡先は,ここだ。
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