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2005.02.07

小中連携教育が充実していれば――(小中連携教育の評価規準例)

 7日,ある地域の小中連携教育研究校を訪れた。小学校では3年生英語活動,中学校では1年生数学の授業を見学した。英語活動では楽しいゲーム等が導入されていながらも文字を扱っており,教師たちは中学校英語科の学習との連続性を開拓しようとしていた。数学の授業では小学校教諭が参加し,フォロー役を果たしていた。カリキュラム,指導組織などの点で,確かに連携が推進されていた。
 しかし,私は,それだけでは連携が充実しているとはいえないと感じ,それを具体的な場面で指摘した。例えば,両校の廊下や階段の踊り場,そして教室に相手校の様子を紹介する掲示や展示がない,中学校の授業に小学校の指導法・指導技術(例えば,グループでの話し合い,「鉛筆を置いて」といったていねいな指示)があまり採用されていない,朝学習や総合的な学習に連携が限定されている(最も大切な教科学習,それも考える力を培う指導と評価に連携が及んでいない)ことなどを手がかりにして。それらが,私の「小中連携教育の評価規準」例だ。
 もちろん,この地域の小中学校には大きな可能性があると思う。児童・生徒も教師も素直だからだ。子どもたちは,見知らぬ私にあいさつを投げてくれ,また,私の問いやリクエストに答えて(応えて)くれる。教師たちも,私の語りに必死に耳を傾けてくれる。今日の授業等では,小中連携教育について「おおむね満足できる」状況には至っていないが,彼らの努力と意欲は小中連携教育の充実にきっと結実するだろう。
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