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2005.02.18

子どもたちの「学びの基礎力」の充実(大阪教育大学附属平野小学校の公開研究発表会から)

 18日,大阪教育大学附属平野小学校で公開研究発表会が催された。私も講演依頼を受け,参加した。テーマは,「確かな学びを創り出す学校~カリキュラム改善を視野に入れた評価がはたらく授業づくり」である。例えば,算数や総合的な学習における保護者参画による学習評価,体育における評価セッションなど,評価を活かした授業づくりの妙が実践的に提案された。また,この学校は総合的な学習のカリキュラム開発を先導的に展開してきた学校であるが,その資産が研究に生かされ,どの教科の指導計画にも,他学年の内容との連関などがきちんと示されているのも頼もしいなと感じた。
 さらに,同校は,今年度,「平野の知恵袋」という,学び方等に関する指導方策を教師たちが共同で作成し,それによる「学びの基礎力」の充実にも勤しんでいる。その成果も随所で観察できた。例えば,子どもたちが,教師の指示がなくても自主的にファイルを参照する,ノートは板書を写すだけでなく自分の疑問や想いも記すなど,子どもたちが自律的に学ぶ姿を確認できたからだ。
 生きる力,確かな学力,学びの基礎力をバランスよく育む,平野附小の学校研究のフレームワーク,そしてそれを構築したプロセスは,多くの学校にとって,よきモデルとなろう。
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Comments

研究紀要の後ろの部分に載っていますので,同校に連絡して紀要を購入したらいいと思います。

Posted by: 木原@大阪市立大学 | 2005.02.19 at 08:52 PM

「平野の知恵袋」は大変興味深いですね。拝見する(手に入れる)方法はあるのでしょうか?
6月の内留中に訪問させていただいたとき、保護者の大々的な協力を得た実践を見る機会をいただきました。保護者参画という意味でも大変参考になる小学校ですね。
そして、附属平野中学の“JOIN”をはじめとする総合のカリキュラムは今でも印象深いものです。今後は、両校のよさを実践に生かしていきたいと思います。

Posted by: みやくん | 2005.02.19 at 08:29 AM

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