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2005.04.17

学校の取り組みの継続,学校文化(NHK『新日本紀行ふたたび』4月16日放送分から)

 16日22時20分から,NHK総合で,『新日本紀行ふたたび』という番組を放送していた。昭和54年に放送された『新日本紀行』で紹介された広島県安芸高田市の小学校が,再び取材・撮影・放送されていた。
 その学校の6年生は,卒業にあたって,自画像を描く。それらはクラスごとに額に入れられて,学校に飾られる(現在はスペース不足のためすべてを飾れないそうだが)。大正6年から続いている,学校の特色ある取り組みだ。ここまで続くと,学校文化といってもよろしかろう。子どもたちは,毎日,数多くの先輩の残した自画像と暮らしている。自画像の作成という取り組みは,子どもたちに卒業の感動や愛校心を実感させる文化的装置として機能しているようだった。平成16年度の卒業生たちが自画像を描いている場面を見たが,彼らが自画像を描くことで卒業の喜び,旅立ちの爽快感を加味している様子がよく分かった。
 それにしても,学校の取り組みだけでなく,NHKアーカイブスを活用した,この種の番組の内容や構成にも感心させられる。過去の番組のモチーフやメッセージ,映像等を継承しつつ,新たな切り口を設け,それらを視聴者に投げかけてくる(例えば,今回の場合は,自画像制作の連続性に加えて,地域性の変化,前回番組に登場した人物のライフストーリー等)。教育活動も番組制作も「厚み=継続」と「振り返り=刷新」が大切であるという点は,共通しているのかもしれない――。

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