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2005.05.20

教科教育における放送番組,デジタル教材の活用(第27回なにわ放送教育研究会にて)

 13日,NHK大阪で,第27回なにわ放送教育研究会が開催された。今回は,松下教育研究財団の実践研究助成に選ばれた「メディアを用いた『個に応じる指導』の実践研究」の一環として,松浦さんが計画している,5年生社会科『とことん見聞録』「おこめがとどくまで」を活用して,子どもたちの思考・判断力をつける実践のデザインについて議論した。
 松浦さんの構想は,番組内容,すなわち「農家から消費者まで、お米はどのように届けられているのか。スーパー、米店、インターネット販売の3つを紹介。」(番組ホームページより)を踏まえて,米の流通ルートの多様性,その潮流について考察させようとするものだ。私は,そうした流通ルートが,国民の食糧確保,消費者のニーズへの対応などに資するものとなっていることまでも思考・判断させるべきだと主張した。それが,社会科の教科目標の達成に欠かせないからだ。
 教科教育における放送番組,デジタル教材の活用は,教科の本質に迫るものになるべきだが,番組等は必ずしもそれに答えるものとはなっていない。しかし,だから使う意義がないとあきらめたのでは,放送教育実践家としてはなさけない。番組内容に他のメディアからの情報を加えてメディアミックスによる授業づくりを推進し,放送教育と教科教育のいい関係を築いてほしい。

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