『学力向上ハンドブック』の開発(Benesse教育研究開発センターとの共同研究)
15日,新大阪のアクロスビルで,Benesse教育研究開発センターとの共同研究の打合会を催した。今年度のテーマは,ずばり,『学力向上ハンドブック』の開発である。ここ数年の学力調査,教育力調査の開発の集大成とも言える。プロジェクトリーダーの大阪教育大学・田中先生が在外研究でご不在(9月末まで)のため,残ったものががんばらないといけない。
『学力向上ハンドブック』という名前の図書やWebページは決して少なくない。それらに比べて,私たちのグループが開発するものには,これまでの総合学力調査や総合教育力調査の実施経験やそれによる知見を踏まえて,1)学力が多様な要素と複雑な構造を有していることを前提としている,2)その育成主体は教師,学校,保護者に及ぶ,3)学力向上は長期的・中期的ビジョン等による学校改革プロセスである,4)学力向上のための指導方策のそれぞれを4段階からなる指標で評価できるといった特徴がある。年度末には刊行の運びとなる予定。
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