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2005.05.19

放送番組の活用と国語力向上のいい関係(守口市立八雲小学校の研究授業から)

 19日,守口市立八雲小学校の校内研究会に参加した。同校は文部科学省から「教育課程の実施状況に関する自己点検・評価」についての研究を委嘱されている。今年は,教師たちが,国語力向上プロジェクト,個に応じた指導プロジェクト,調査分析プロジェクトに分かれて,実践研究を企画・運営する。また,それと並行して,各教師が個人課題を設定して,それも追究する。
 今日は,5年生担任の原さん(教職2年目)が「わかる国語 読み書きのツボ」を活用した授業を公開してくれた。「1つひとつの漢字の意味から,熟語の意味を考えることができる」という目標を主柱とするものであった。そのモデルの提供役を番組に期待するという,利用方法はヒットし,子どもたちは45分間,楽しく,また熱中して,熟語に親しんでいた。目標に応じたワークシート様式の工夫,個人差への対応などの問題もあったが,全体として,放送番組の活用と国語力向上のいい関係を示すことのできた,提案性のある研究授業であった。
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