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2005.05.12

放送教育のデジタル化――その第1歩(教育方法学Ⅱ第5回にて)

 12日,教育方法学Ⅱ第5回にて,「放送教育のデジタル化」について,講義した。3回シリーズの第1パートで,放送教育のデジタル化の第1歩について,言及した。
 1990年代前半,放送教育において,学校放送番組の視聴後の発展学習に,マルチメディア型パソコンが用いられるようになった。子どもたちは,番組を視聴して抱いた疑問や問いを,自らの体験で,様々なメディアで追究する。そして,その成果をマルチメディア型パソコンに入力し,加工し,他者に対してプレゼンテーションする。そうしたスタイルが開拓された。私も多少関わった『人と森林』がその出発点だが,本日の講義では,放送教育全国大会仙台大会で報告され,記念番組の題材ともなった,『福室環境学会』の実践を受講生に紹介した。
 この実践は,『いのち輝け地球』「川は生きている」の視聴後に,福室小学校の子どもたちが,地元の川を舞台にして,様々な活動を繰り広げ,その過程で得た情報を,環境問題に関するデータベースに仕上げていくものだ。番組とマルチメディアと体験の役割分担,三者の関連づけ,それらによる放送学習の個別化と共通化など,10年以上経った今でも,そのコンセプトは,輝きをいささかも失っていない。

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