『学力向上ハンドブック』の開発(Benesse教育研究開発センターとの共同研究)
5日,教育学コースの研修旅行から戻って,新大阪のアクロスビルで,Benesse教育研究開発センターとの共同研究の会合に参加した。先日もこのブログで紹介した,『学力向上ハンドブック』の開発に関するものである。プロジェクトリーダーの大阪教育大学・田中先生も,在外研究から一時帰国され,議論に加わられた。
昨日の議論において,『学力向上ハンドブック』の機能について,再確認がなされた。それは,このハンドブックは学力調査の結果を学力向上アクションに結実させるための支援をすると考え方だ。また,ハンドブックは教務主任等のミドルリーダーが自学自習できるような体裁にすることも再度共通理解した。
そのために,このハンドブックには,よく練られた「演習」を準備する。演習課題をこなすうちに,ミドルリーダーたちが,所属校の学力向上アクションプランを策定できるように,また,策定のアイデアやプランの根拠に学力調査結果を活用できるように,仕掛けを設ける。
7月の会合で,各担当者がその原案を示すことになった。私の担当は,授業改善,校内研修の活性化,そして家庭・地域とのパートナーシップの確立のために,自校で今何をすべきかを利用者が同定できる演習課題の作成だ。
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