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2005.06.29

小中連携充実の証(和歌山県西牟婁郡周参見町立周参見小中学校)

 29日,和歌山県西牟婁郡周参見町立周参見小中学校の合同研修会に参加した。両校は,小中一貫教育に関するカリキュラム開発で,文部科学省の研究開発学校の指定を受けている。小学校では5年生,中学校では2年生が新教科たる「ソーシャルスキル」の授業が公開された。DSC09324

 小学校5年生では,自分たちが集めているニュースを保護者参観日にスピーチする際の留意点をNHKのニュースキャスターの話し方をモデルにして会得する学習だった。中学校2年生では,福祉体験学習でおせわになった方々に対して礼状を出す際に,自分たちの気持ちを表す言葉や表現を吟味していた。これにも,各種の礼状例,また他の学校の生徒が書いた実例などが,そのモデルとして提供されていた。
 2つの授業の担当者は,ほとんど打ち合わせをしなかったらしい(それは少々問題だが――)。にもかかわらず,ソーシャルスキルを磨く際に「文脈のある学習」を導入していること,児童・生徒に活動モデルを示唆していることなど,共通点を確認できた。同時に,小学校の授業には国語科との関連を,中学校のものには総合的な学習とのつながりを見いだすことができた。いい意味で違いも出ていた。
 小中の授業に,適切な異同があるのは,小中連携が充実している証であろう。両校は,11月11日(金)に公開研究会を開催する。多くの方に見てもらいたい実践だ。私も講師として参加する。

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