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2005.06.26

いよいよ,「リサーチプロポーザルの作成」へ

 大学で担当している「学校教育学研究II」では,これまで,テキスト『新版 カリキュラム研究入門』(安彦忠彦編著 勁草書房)を読破してきた。これから4回で,カリキュラム研究のリサーチプロポーザルを受講生に作成してもらう活動を繰り広げる。
彼らに,講義で獲得した「これまでのカリキュラム研究の知見」を踏まえ,カリキュラム研究の発展に資する研究を構想してもらい,それをプロポーザルに仕上げてもらうのだ。
 カリキュラム研究に期待される,包括性・総合性,多元性などを満たすプロポーザルを下記の項目に即して作成することが期待される。
プロポーザルの項目及び留意点(評価の規準)を紹介しておこう。
(1)タイトル(和文・英文)・研究の内容と方法が記載されている。
 ・研究の独自性が反映されている。
 ・読み手を惹きつけるべく,表現が工夫されている。
(2)問題の所在と研究の目的
 ・当該研究の必然性が,先行研究等の引用,その批判的検討により,主張されている(特に,『新版 カリキュラム研究入門』の内容は必ず参照すること)。
 ・問題の所在から,演繹的に研究目的が導き出されている。
(3)研究の方法(実証的研究の場合)
 ・対象,データ収集方法などが研究目的と整合している。
 ・実現可能性が高い。
 ・研究上の倫理に反していない。
(4)分析の観点と結果の整理枠組み
 ・分析の観点や結果の整理枠組み(時系列,比較,各種統計処理など)が研究目的と整合的である。
 ・分析から考察,結論に至るロジックが保障されている。
 ・ある程度,結論が予想されている。
(5)その他
 ・学会等,報告の舞台が想定されている。

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