関西教育メディア研究協議会・第6回特別研修会
6月24日(金),関西大学・総合情報学部の黒上教授が会長を務める,関西教育メディア研究協議会の第6回特別研修会が京都市立嵐山小学校及び嵯峨芸術大学を会場にして,催される。この会は,毎日放送が制作していた社会科番組『わたしたちの近畿』の活用について実践的に検討する研究グループの集いだった。その制作等は終焉を迎えたが,近畿の放送・視聴覚教育の実践研究コミュニティを維持すべく,その活動は,情報教育やIT活用を巻き込みながら,今日まで連綿と続いている。
今回の研修会のテーマは,「子どもとメディアの新しい接点を求めて」というもので,メディア活用による思考力の育成等が話題となる。私の役割は,午前中に公開される授業(情報モラルの学習,保健指導,総合学習)を題材としたワークショップのコーディネータだ。それらに関する授業評価セッションと,NHK学校放送番組を用いた授業プランの作成セッションを組み合わせて,「メディアを活かす授業」の基本原理,その多様な展開に迫る。
その他にも,鳴門教育大学の村川先生のご講演,村川先生と大阪大学名誉教授の水越先生の教育キーワードの解説など,盛りだくさんのメニューだ。参加の希望は,京都教育大学・教育実践総合センターの浅井和行助教授までファックスで(075-644-8339)。
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