日本教育メディア学会平成17年度第1回研究会を終えて
7月9日(土)に大阪市立大学・文化交流センターで,日本教育メディア学会平成17年度第1回研究会を開催した。テーマは,「放送教育の伝統と刷新」だ。5件の発表とそれを踏まえた総合討論でプログラムは構成された。同学会研究委員長の小笠原喜康先生(日本大学)には,わざわざ大阪までお運びいただき,たいへん感謝している。その他にも,福島,長崎,静岡,和歌山などから,この研究会に参加してもらった。ありがたいことだ。
なにわ放研からは,枚方市立五常小学校の松浦智史教諭には,昨年度の実践をベースに,「学校放送番組と関連Webを活用した小学校社会科の習熟度別学習-社会的な思考・判断の充実に資する深化・補充学習の展開-」を報告してもらった。彼の報告内容について,参加者が,また総合討論司会の私が,いろいろ突っ込みを入れた。時々詰まりながらも,必死に質問や意見に答えてくれた松浦さんにも厚く御礼申し上げる。
NHKによる放送教育企画検討会議(ブロック会議)と日程が重なるというハンデもあったが,20名ほどの参加者を得て,またそれらの人々の積極的な姿勢で,放送教育やそれに関連する分野について,貴重な意見交換の機会となったように思う。ホスト役を果たせて,安堵している。
そうそう。私をサポートしてくれた,院生の深見君,北川さんも本当にありがとう。
The comments to this entry are closed.
Comments