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2005.07.19

教師による研究論文(野田敏孝『初めての教育論文』北大路書房から)

 先日,野田敏孝著『初めての教育論文-現場教師が研究論文を書くための65のポイント-』(北大路書房,2005年)を購入した。この本は,福岡県の小学校教諭である野田氏が自他の教育論文を参照しながら,教育論文を執筆するためのコツをまとめたものだ。
 65のポイントの最初の項目は「よい教育論文に必要なものは?」である。読者は,この問いにどのように回答するであろうか。著者の野田氏は,よい教育論文を「主張したいことが明確で,筋道立てて述べられている論文」と定義し,その必要条件は「よい実践,向上的変容の見える実践=実践を通して変容した,具体的な子どもの姿」が記述されていることであると説く。
 教育実践研究に「仮説」は私は不要であると思っているので,この点については著者の主張とズレるところもあるが,私が普段交流している先生方にもぜひ読んでもらいたい本だ。研究推進役を果たしている□□県○○市の△△先生,購入して勉強してみませんか。

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Comments

玉置先生,初めまして。静岡の堀田先生からいろいろお聞きしております。先生のおっしゃるとおりです。「研究仮説」なるものが,研究するまでもなく当然の命題で,「前提」にすぎないと思うことが私もよくあります。

Posted by: 木原@大阪市立大学 | 2005.07.22 at 10:16 PM

『研究推進役』になれるように,買いました。

Posted by: とがわ | 2005.07.21 at 06:53 AM

 木原先生、はじめまして。いつも楽しみに読ませていただいています。
 上記の「教育実践研究に「仮説」は私は不要であると思っているので」には、同感です。実践をする前からだれもが分かっているような、これって「仮説?」というようなことを挙げている場合があまりにも多くて、いつも疑問に思っていました。
 すみません。先生がお考えになってみえることを外していたらお許しください。

Posted by: 玉置崇 | 2005.07.21 at 05:59 AM

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