学力向上への教育工学的アプローチ
本日,日本教育工学会の理事会が催され,出席した。この学会で,私は,大会企画委員会の副委員長をおおせつかっている。同委員会の委員長は,鈴木克明先生(岩手県立大学)だ。
今年度の第21回全国大会は, 9月23日(金)~25日(日)に徳島大学工学部(常三島キャンパス)を会場にして開催される。シンポジウム,課題研究,一般研究などが繰り広げられるが,私は,2日目の14:30~17:00のシンポジウム2「学力向上と教育工学」に登壇することになった。
コーディネータは,鈴木克明先生(岩手県立大学)と園屋高志先生(鹿児島大学)私以外の登壇者:清水康敬先生(メディア教育開発センター),渡辺良先生(国立教育政策研究所),そして,永野和男先生(聖心女子大学)だ。私だけが若輩で,少々戸惑っているが,自分なりに,学校現場への関わり,ベネッセと共同で推進した学力調査の分析経験などを踏まえて,学力向上についての教育工学的な提言を目指したい。それは, ICTを活用すればよい,反復・繰り返しが大事だといった画一的なものにはならないと思う。学校単位で教師たちが共同的意思決定を繰り広げ,授業やカリキュラムの開発と改善を継続していくという「成長する学校」のモデルを素描することになるだろう。
The comments to this entry are closed.
Comments