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2005.07.25

学力向上のために,今,学校,教師は何に最も力を注ぐべきか

 17年度前期,学部の講義のひとつで,「教育学演習IV」を担当した。今年は,『学ぶ意欲とスキルを育てる』(市川伸一著,小学館)と『親と教師で考えるこれからの学校2 少人数指導習熟度別指導』(加藤幸次著,ヴィヴル)をテキストに指定し,学力とその向上について,受講生に多面的に考えてもらった。
 講義最終回の本日,彼らに,再々度「学力向上のために,「今,学校,教師は何に最も力を注ぐべきか」と問いかけた(同じ問いを講義の初回,中間の第7回にもたずねている)。受講生の多くは,最も大切である学力要素を「学ぶ意欲」と定めたが,それを充実させる術として,多様なものに言及した。ある学生は,「子ども理解に基づく,個別的なコミュニケーション」が鍵を握るという。ある学生は,「教職の再帰性を念頭に置けば,教師たちの研修こそ充実させねばならない」とまとめる。また別の学生は,「学習スキルがないと意欲はいつか停滞するので,そのガイダンスが大事だ」と説く。
 私自身も,いつも主張するように,あらゆる取り組みが大切であることを前提に,受講生が述べたように,学校が置かれた条件を鑑み,学力向上へのアプローチに優先順位をつければよいのだと考える。また,次第にそのレパートリーを増やしていけばよいのだと思う。

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