本日も,和歌山大学教育学部教育実践教室の専門科目「授業研究論特講」の集中講義を担当した。今日は,「授業の設計・実施・評価」のうち,授業の再設計と授業評価について,また「授業研究と教育メディア研究」について解説したり,受講生に考えてもらったりした。
授業の再設計については,古い実践になるが,単元「世界の国々の食生活」を解説の題材とした。実践者の野田先生による子どもの反応を踏まえた,即時的意思決定,単元の学習過程の再構築は,何度見ても,ベテラン教師らしい工夫に満ちている。教師の相互作用的意思決定を解説する資料として,極めて効果的だ。今日もまたそう思った。
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お疲れ様です。和歌山大学にいくのは、とても久しぶりで、先生方にお会いできて、とても懐かしいです。特に、市大で半期学んだことで、自分に自信がついたのではないかと感じました。
学部のころは、野中先生の研究室をノックすることさえ、躊躇したものです。でも、昨日は、野中先生と今は大学でこんなことをしていて、学会研究ではこんなことをしていて・・・といった、話をたくさんできました。市大へ入学して、自分なりに少しずつ努力して本当によかったと、今とても感じています。今後も引き続きがんばる意欲がわきました!後期もよろしくおねがいします。
Posted by: きたがわ | 2005.08.31 02:52 AM