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2005.09.15

うちの院生の発表(日本教育工学会第21回全国大会・一般研究)

 9月23,24,25日に,徳島大学を会場にして,日本教育工学会第21回全国大会が開催される。一般研究は約380件が予定されている。シンポジウム,課題研究をあわせると,430件ほどになる。
 この大会で我が教室,すなわち,大阪市立大学・大学院文学研究科・人間行動学専攻・教育学専修の院生が3人発表する。一人目は,大会初日の最初の一般研究セッションで,「児童の自己評価能力を育成する指導方策のモデル化」というタイトルの発表だ。これは,1年間,ある小学校教師の自己評価能力育成の実践を追跡した研究の報告だ。1年間に及ぶ長期追跡結果がアピールポイントだろう。二人目は,1日目の15:40からの教師教育(2)のセッションで,「日本の学校における初任教師の実践イメージの変容」と題する報告をおこなう。これは,諸外国の実践イメージ研究の知見との異同を語るのが強み。三人目は,大会最終日の10:00からの教育メディア(4)のセッションで,「『小学校英語活動』におけるWeb教材の活用可能性と課題」についてプレゼンテーションする。これは,私も連名発表となっている。小学校英語活動向けに開発されたWeb教材を比較検討し,知見の妥当性をユーザーたる実践者の目を通して確認するという,多面的アプローチを特長としている。
 今日は,発表の練習日だった。全員,「おおむね満足できる」基準に到達せず,後日,補充をすることとなった。

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