教育学部の学生さん(和歌山大学教育学部での集中講義にて)
何度もレポートしてきたように,今週4日間,和歌山大学教育学部教育実践学教室の専門科目「授業研究論特講」の集中講義を担当してきた。考えてみれば,平成12年8月に,岡山大学教育学部で「カリキュラム論」の集中講義を担当して以来,教育学部の学生と接する機会がなかった。
だから,教員志望の強い学生さんの言動が新鮮だった。進路をたずねると,なんのためらいもなく「小学校教員です」と答える。初任教師の苦闘を示す映像を視聴させると,自らの姿をそこにダブらせ,真剣な眼差しを向け,共感している。
大阪市立大学にも,教育について真剣に考える学生はたくさんいる。しかし,授業記録の教師の姿をここまで同一視するのは,やはり教員志望が強い学生が数多い,教育学部ならではの傾向であろう。こういうのもいいなと思った。
The comments to this entry are closed.
Comments