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2005.09.06

小中連携教育の具体的なアクション(大阪教育大学附属平野小中学校)

 6日,台風が近づく中,大阪教育大学附属平野小学校で,同中学校の有志と続けている,S&C勉強会が開催され,私も参加した。
 本日は,小学校側から,「平野の知恵袋」のシステム化や理科の小中連携教育に関する構想等がレポートされた。後者について,様々な意見や悩みが呈された。「連携のポイントが見いだせない。」「ポリシーが異なる。」「教科によってやり方が違ってもよいのか。」等々。
 「子ども観・授業観を一致させることが大事だ」という主張も出てきた。私は,それを認めつつ,「それを合い言葉にして1年。しかし,全国各地で小中連携教育が開発され提案されているので,今は,具体的なアクションを起こすことが大切なのではないか。」と述べた。また,「そのアクションは,多様なものがあっていい。各教科等で考えられるアイデアを実践的に提案し,それを研究部等が整理すればよいのだから。」と研究の方法論も語ってみた。
 実力のある平野学校園の先生方のことだ,研究発表会(中学校は10月29日,小学校は来年2月17日)では,公開授業において,また研究紀要の中で,小中連携の具体的なアクションを示してくれるに違いない。

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