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2005.09.10

広島県府中市立上下南小学校の学校研究の伝統

 先日紹介した広島県府中市立上下北小学校の姉妹校(ライバル校でもある?)に,上下南小学校がある。この学校も,子どもたちのコミュニケーション能力の育成を学校研究のテーマに掲げているが,なんとその対象教科等は,各学年の教師が自らの学級の実態等を考慮して,決める(各学年1クラス)。11月2日(水)に,授業公開を伴う教育研究会が催されるが,1年は国語,2年は算数,3年は音楽,4年は社会,5年は理科,そして6年は総合的な学習の時間の授業が公開される。例えば音楽の授業におけるコミュニケーション能力の育成,そのための学習過程や学習環境の工夫を見せてくれる学校がよそにあるだろうか。すべての教師が異なる教科等を対象として,コミュニケーション能力を育成に努めている学校が他にあるだろうか。
 上下南小学校の研究のように,違った教科を対象としながら,それでいてちゃんと各人の実践が接続され,学校研究としての体系を保てている学校はそう多くはないであろう。なぜ,そんなことが可能なのか。それは,この学校の実践研究の伝統による。この学校の教師たちは,毎秋,自主的に授業公開を伴う教育研究会を開催し,自らの教育実践を世に問い,そこで得られた批評やアドバイスを授業改善の糧としている。それがある種の学校文化として機能している。
 筆者が最初に同校を訪問した際に在籍した教師はもはや同校には1人もいない。それから7年。学校長も3人目を数えたけれども,学校研究は連綿と続いている。その秘訣をぜひ他校の先生方にも吸収してもらいたい。11月2日の同校研究会へのご参加を強くお勧めしたい。

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