特別支援教育の指導案(第32回なにわ放送教育研究会にて)
13日,NHK大阪で,第32回なにわ放送教育研究会を催した。今回は,守口市立八雲小学校の3つの実践が報告され,それをもとにした議論を繰り広げた。まず1つ目は,原先生の「わかる算数5年生」を活用して「数学的な考え方」を育む実践だ。2つ目は,櫻井先生の「みてハッスル☆きいてハッスル」の継続視聴の実践だ。そして,3つ目は,御大たる重松先生の「ドリルテレビ」を活用した取り組みだ。
2つ目のレポートを題材にして,特別支援教育のあり方,特にその指導案の要件を議論した。健常児と軽度発達障害を抱えた児童・生徒が混在する学級において番組を利用する際には,全員を対象とする目標・内容・活動を設定しつつ,特にターゲットとする児童・生徒について個別の指導計画を構想する。そして,両者を1つの指導案の中で統合するという基本方針を再確認した。
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