第56回放送教育研究会全国大会・全放連基調提案(NHKふれあいホール)
29日,第56回放送教育研究会全国大会の第2日目が国立オリンピック記念青少年総合センターでスタートした。午前中は,ここで,実践別交流会が催され私は,「基礎・基本」セッションのコーディネーションを担当した。
川崎市立稲田小学校の佐藤拓さんと広島県三次市立三和小学校の愛甲昌弘さんの「わかる算数 5年生」や「日本とことん見聞録」を活用した実践例をベースに,基礎・基本の徹底と放送番組活用のあり方について議論した。また,「できる!基礎・基本」と銘打った番組活用アイデアリストを使って,参加者が自らの放送教育実践を点検・評価する場面も導入した。
30人ほどの参加者の9割以上の人にコメントをもらう機会を作れたし,番組活用の意義,その深さと広さを再確認できたから,コーディネーションはまあまあだろうか――。全放連側でアンケートを実施していたから,参加者による評価が下されるだろうが――。
午後,全放連の研究推進担当,田端さんの基調提案を拝聴した。プレゼンテーションの中に,放送教育研究の歴史,組織,実際,2日間の全国大会の模様を上手に組み込んでいた。発表の様子も落ち着いていたし,明るく,好感が持てた。昨日の会場校での運営等でも苦労したようだが,お疲れ様。
放送教育指導者養成講座(虎の穴)の卒業生・現役生は,彼女のプレゼン資料を配付してもらって勉強するといいかも。
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Comments
拓さん、愛甲さんの発表も聞きたかったし、田端さんの発表も見たかったです。資料をもらって勉強したいと思います。
Posted by: YOSHIMA | 2005.10.30 08:10 PM
全国大会お世話になりました。
交流会では発表前にはけっこう緊張してきましたが、先生の司会術の妙で、会の雰囲気が提案者司会者参加者がいっしょに作り上げるという空気になり、私も安心して発表することができました。
学びの多い大会となりました。協議会でお世話になった佐藤先生、田端先生、竹下先生、ありがとうございました!おつかれさまでした。
Posted by: 愛甲 | 2005.10.30 03:57 PM
木原先生,お忙しい中提案をお聞きくださりありがとうございました。正直舞台の上で緊張いっぱいでした(笑)短い時間の中で自分の言いたいことを簡潔に言うことは本当に難しく,プレゼンテーション能力をもっと磨かねばならないなと。放送教育50年の歴史を読み返したり,近年の環境の変化などを振り返ったり,放送学習の多様化など放送に対してもう一度再確認することができました。本日の実践研究交流会での様子を詳しく皆様に伝えられなかったのが残念です。方法としてコーディネーターの先生や参会者の先生方に報告頂くのもあるのかなと思いました。
大会に向けて,また,大会でのご指導ありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。
Posted by: tabata | 2005.10.30 01:16 AM