セグメント方式の番組の料理法(第33回なにわ放送教育研究会にて)
17日,NHK大阪で,第33回なにわ放送教育研究会を催した。今回は,堺市立城山台小学校の嶺村教諭による『ふしぎだいすき』第12回「きらり!もっと光を」を活用した実践が報告された。
この番組は,いわゆる「セグメント方式」で構成されている。番組は,いくつかの異なるトピックを扱っているが,必ずしもそれらはひとつのストーリーを構成しているわけではない。
嶺村教諭は,それを踏まえて,単元の6時間の中で,番組を,5回に分けて子どもたちに視聴させる。それはそれで,番組の性格をよく踏まえた利用法なのだが,なにわ放研のメンバーからは,「やっぱり導入時に全視聴させたら」,「いや単元の最後の振り返り場面で全視聴だろう」,「5つのセグメントを2と3に分けて利用したら」等,多様な利用方針が登場してきた。セグメント番組だから,セグメントごとに利用するのが当たり前というわけではない。多様性が放送教育実践の特長であるが,それはセグメント方式の番組にもあてはまるのだ。
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