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2005.11.02

コミュニケーション能力を育成する実践-その多様性-(広島県府中市立上下南小学校の学校研究)

 本日は,広島県府中市立上下南小学校の教育研究会の開催日だった。
 最初に「お話朝礼」で(学校長自らが)子どもたちのコミュニケーションスキルの活用習慣を増している様子が公開された。次いで,1年は国語,2年は算数で,コミュニケーションスキルの向上や洗練をていねいに指導している様子が示された。そして,3年音楽,4年社会,5年理科で,教科固有の技能・表現としてのコミュニケーション,それを通じた思考・判断の充実の模様が明らかにされた。さらに,6年では,総合的な学習の時間において,外国人に対して英語を用いて我が国の伝統文化等を紹介するという,実践的コミュニケーション場面が展開された。それらを整理すると図のような枠組みになろう。写真は,音楽で子どもたちが「歌い方」の工夫を表現し,相互にコメントを繰り広げている様子だ。KotobanoKyoikuDSC01249 上下南小学校の研究のように,各教師が異なる教科を対象として実践を推進しているにもかかわらず,それらが接続され,学校研究としての体系を保てている学校はそう多くはないであろう。今日の教育研究会の参加者は,「コミュニケーション能力を育成する実践-その多様性-」を実感し,その構造を納得できたに違いない。
 そうした意味では,「ことばの教育」を標榜している広島県教育委員会等からの研究会参加が皆無だったのはなぜだろうか。上下南小学校が宣伝下手なのかもしれないが――。

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