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2005.12.21

中学生だって小学生から学ぶ(大阪教育大学附属平野小中学校の交流プロジェクト「こどもブリッジ授業」)

 やっと咳が止まってきた。よかった――。
 さて,本日,大阪教育大学附属平野小中学校の先生方と第108回S&C勉強会を開催した。2つの提案を聞いたが,交流プロジェクト「こどもブリッジ授業」が極めて新鮮だった。これは,中学生が小学校の英語活動の学びをサポートするというものだ。彼らは,12グループに分かれて,小学校の3・4年生の英語活動をリードする。具体的には,英語による物語の読み聞かせをじっししたり,英語を使ったゲーム活動を導入したりして,ミニティーチャーとして小学生の学びを企画・運営する。
 おもしろいなと思ったのは,中学生にとっての意義だ。小学生にとっては中学生の発音や語彙等が英語によるコミュニケーションのモデルになるわけだが,中学生にとっても,英語によるコミュニケーションのスタンスを再認識する機会となっている。例えば,「照れないで発音することの大切さを感じた。聞こえたとおりに真似をして発音している小学生がうらやましかった。」とか,「英語に『勉強』という意味でしか付き合っていないことを感じた。英語学習は本来『勉強』であってはいけないと思った。」などという感想が交流後に登場している。
 教えることによって自らの英語との関わりを再評価したり,英語による実践的コミュニケーションの本質を再確認したりできる,この交流活動「こどもブリッジ授業」は,小中連携教育の裾野の広さを教えてくれた。

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