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2005.12.20

教職の営みにとても役立つ本(『できる教師のデジタル仕事術』時事通信社)

 研究仲間で,友人の堀田さん(メディア教育開発センター)から,最近出版の運びとなった著書が届いた。堀田龍也他著『できる教師のデジタル仕事術』(時事通信社)だ。教師・授業・学校と情報・ITという二重の世界を生きる堀田さんがコーディネータした本だけに,おもしろい。
 まず,冒頭の堀田さんのこの著書の意義に関する語りに共感した。それは,教師の仕事には,「小さいけれども同時進行する仕事を,細切れの時間の中で解決していかなければならない」という,一般の仕事にはない特性があるという叙述だ。また,「いろいろな個性がある子どもたちを認め,集団をつくりあげていくという技術は教師ならではのものだ」という指摘である。
 また,「先生方が,ビジネスパーソンの仕事術を身につければ,鬼に金棒だ」というアピールにも納得させられたし,それを象徴する3人の教師の仕事ぶりの詳細なレポートも,極めて体系的かつ具体的であり,またすこぶる説得的で,「デジタル仕事術」のイメージを鮮明にしてくれる。教職の営みを遂行する上で,とても役立つ本だ。
 私も,1大学教員として,自らの仕事ぶりを反省しながら,読ませてもらった。カリスマ○○という表現の連続にちょっぴり違和感を抱いたけれども――。

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Comments

過分なご評価ありがとうございます。出版ですから,売れるために刺激的な言葉を使った部分はあります。でも,書きたかったことは,木原さんの指摘した通りの部分です。

Posted by: ほりたん | 2005.12.20 at 10:47 PM

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