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2005.12.06

学校の研究発表会に子どもはどう臨んでいるか

 秋の研究発表会シーズンが終わった。いくつかの学校の教育研究発表会に参加して,いろいろ考えたことがあった。
 そのひとつが,子どもは,教師たちの教育研究発表会に向けての取り組みをどう感じているかということである。先日,ある学校の教師から,発表会を経験した子どもたちの感想を載せた学級通信が送られてきた。そこには,「待ちに待った研究会」,「先生方に自分のがんばりが伝わるといいなと思っていた」,「今までの工夫や成果を全部出し切って,(中略),達成感が湧いてきた」といった表現が並んでいた。この学校の教師たちの授業研究やカリキュラム開発への熱意が子どもに再帰していることを象徴する記述であろう。
 また,ある学校では,黒板の「今日のめあて」に,「研究発表会を成功させよう」と子どもが書いていた。まだ3年生の子どもの字は拙かったが,彼らが,教師とともに,授業という舞台で何かに挑戦しようとしていることがうかがえた。

 もちろん,一般的には,研究発表会のシステムについては,まだまだ改良の余地はあるとも思う。例えば,教育研究発表会の運営に,そのデザインの企画に,子どもを参加させるのはどうであろうか。合唱とかのアトラクションをやめて,春からの自らの学びをアピールする場面を設定するのもおもしろいと思う。
 ちなみに,子どもの参加・参画以外でも,研究発表会がお祭りにならないように,小規模に,しかし春から複数回,発表会を開催することも,学校現場の先生方には考えてもらいたい。授業時数の確保を妨げないようにしながら,それを実現することは可能だと思う。

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