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2006.01.17

我が国のこれからの教科の編成(平成17年度後期の大学院演習「学校教育学研究演習2」)

 何度か紹介したが,17年度後期,大学院文学研究科・人間行動学専攻・教育学専修の学校教育学研究演習2で,David J. Flinders & Stephen J. Thornton (Eds) (2004) The Curriculum Studies Reader(2nd), Routledge Falmer, New York and Londonをテキストに取り上げている。この本は,カリキュラム研究の名著,主要論文のコレクションだ。
 演習最後の論文として,Elliot W. Eisner の What Does It Mean to Say a School is Doing Well? を読む。この論文は,教育改革によって教科編成にひずみが生じることなどを主張している。たしかに,今日の教育改革の動きの中で,各学校は,説明責任を果たすために,国語や数学,理科などの測定しやすく,結果が示しやすい教科の充実を図る傾向にある。その結果,芸術などの教科が軽んじられつつある。我が国の学校も学力向上ブームに巻き込まれているが,これからの教科の編成がどうなるかを注視しないといけないだろう。

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