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2006.01.12

結果の整理,考察とその表現の「妙」(学会誌への投稿に向けて)

 今日は,2人の大学院博士課程の学生の相談にのった。それは,彼らが準備している,学会誌への投稿論文の執筆に関するものだ。そのうちの1人は,ある学校に継続的に赴き,そこでたくさんのデータを収集して,教師の営みをていねいに記述しようとしている。いわゆる「分厚い」記述になっている。投稿論文の草稿を読ませてもらったが,目のつけどころもいいと思う。
 ただ,たくさんのデータがあるゆえだろうか,あまりにも分析が複雑で,読者が論理の展開についていけない。論文の構成をもっとシンプルにしなければなるまい。しかし,あまりにシンプルにしすぎると,分かり切った結論,ありきたりの提案に終わってしまう。このあたりのセンス,つまり,結果の整理,考察の方針やその表現の「妙」は,伝授するのか難しい。口では説明しきれない。自分でもがいて会得してもらうしかない。 しかし,他者からの批評を素直に受け止めて何度も書き直しをすれば,うちの院生ならば必ず自分のものにしてくれると,信じている。がんばってもらいたい。

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Comments

昨日はご指導いただきありがとうございました。もう一度データを読み返す作業からはじめました。自分が観察中に気付いたことを書いたコメントとかも拾っていっています。
 今がきっと、この研究の、そして研究者を目指す上での正念場なんだと思います。最大限の努力、します!!

Posted by: ひろ | 2006.01.13 at 03:22 PM

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