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2006.01.18

「もし○○だったら――」と授業や学校や教師に関する常識や現状を疑ってみたら――

 昨日も言及したが,現在,大学院の「学校教育学研究演習2」で,David J. Flinders & Stephen J. Thornton (Eds) (2004) The Curriculum Studies Reader(2nd), Routledge Falmer, New York and Londonをテキストに取り上げている。明日,Elliot W. Eisner の What Does It Mean to Say a School is Doing Well? の叙述について議論する。昨日に続いて,この論文の内容の示唆に富んだ部分について言及しよう。
 それは,著者たるEisnerの「もし学力テストが存在しなかったら――」という,シミュレーションだ。学力テストが学校教育にひずみをもたらしていると考える著者は,それの仮定の下,例えば生徒が取り組む問題や活動,彼らの自己決定,個性の伸長,教師の専門性などについて検討している。
 学力テストの功罪は別にして,「もし○○だったら――」と授業や学校や教師に関する常識や現状を疑って,その構造や枠組みを再確認し,それらのより望ましい姿を「具体的に」構想するという論法は魅力的だった。明日,院生たちと我が国の教育を題材にして,それを試みてみよう。

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Comments

もし木原先生のブログがなかったら…私もブログを書いていなかったと思います。

もし私がブログを書いていなかったら…自分の視野はもっと狭かったと思います。

Posted by: 松リン | 2006.01.19 at 09:31 PM

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