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2006.01.30

講義のフィナーレをどうデザインするか(「教職概論」最終回)

 30日,今年度後期に担当していた講義「教職概論」が最終回を迎えた。履修人数が多くて難儀したが,なんとか最終回までたどり着いた。
 ところで,講義のフィナーレは,科目の特性を踏まえて,きちんとデザインしなければならない。「教職概論」のねらいは,教職について複眼的に考えること,自らの教職への志向性を再確認することにあるので,その2つを最終回ではおさえることとなる。
 本日の講義ではまず,講義の枠組みを再確認した後,それをもとに2つの実践を分析した。たとえば,中学校社会科の教師の事例は,様々な手段を用いて(高度情報通信社会と教師の専門性),子どもたちの学力向上を測っている(学力保障と新しい指導法)。それは,フィンランドの教師が目指すものと軌を一にしている(社会・文化と教師)。それらを確認させて,1つの事例に講義の複数回の内容が重なっていることを受講生に同定してもらう。
 次いで,講義内容を参考にしながら,若手,中堅,ベテランの3期に分けて,自らの教職生活のプランを描いてもらい,講義内容をより具体的に自分のものにしてもらった。
 さらにだめ押しに,教師についてのメタファ(教師をなにかにたとえるとすると,何になりますか)を作成させて,自らの教師を見つめる眼差しを集約してもらった。
 講義のデザインには完璧はない。同じ担当科目であっても,また来年度も,そのフィナーレの再デザインに取り組まねばならないだろう。

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