« 年始恒例の卒論・修論添削作業 | Main | 「教育の方法及び技術」等のレポート »

2006.01.03

記憶に残る「研究発表会」

 今日も,原稿の執筆を続けた。やはり風邪なのか,それとも執筆のためのキータッチが原因なのか,肩や背中がひどく痛い。あまりの痛さに耐えかねて,とうとうクイックマッサージを受けに出かけた。
 ところで,今日は,「他校の研究発表会に学ぶ」という文章を綴った。教師たちは,所属校の学校研究を推進するために,どのような学校のいかなる研究発表会に参加すべきだろうか。これを論じていて,ふと,自分の記憶に残る「研究発表会」はどれだろうかと,自問自答してみた。
 学校の研究発表会への初参加は,今から22年前の神戸大学教育学部附属明石中学校のものだ。当時学部3年生だった。後でレポートを命じられたから,よく覚えている。大学院博士課程時代に足繁く通った愛媛大学教育学部附属中学校にご恩返しすべく,同校の研究発表会で講演を務めさせていただいたのも,会場となった同校の講堂が格調高い(テレビドラマや映画用に撮影されることも多い)こともあって,印象深い。あれは,平成11年6月のことだったろうか――。
 研究発表会のデザインが練られている,その完成度が高いという点では,やはり,平成14年秋の岡山市立平福小学校の自主的な研究発表会だろう。私自身もそのデザインに参画した。
 当時の平福小学校の学校研究テーマは,総合的な学習のカリキュラム開発に関するものだった。しかしながら,総合と教科との関連づけを提案するために,あえて教科の授業も公開してもらった。分科会も,評価,教科との関連,情報教育と重要なトピックを立てて,編成した。公開授業と分科会を接続するために参加者に授業評価シートを手渡し,それに基づく議論を分科会では繰り広げてもらった。
 全体会では,研究主任の提案だけでなく,分科会の報告もそこに加えて,分科会と全体会を連結する工夫も採用した。また,最後のパネルディスカッションは,私が司会を担当して,水越先生(関西大学),堀田先生(当時静岡大学)から多様なコメントを引き出し,総合的な学習のカリキュラム開発について,複眼的に検討した。また,時には平福小学校の教師たちやフロアにも意見を(アドリブで)求めたりして,研究者のコメントと実践を連接させる場面を設けてみた。参加者から,「(全体会は)授業みたいでしたね」と批評してもらったことをよく覚えている。

|

« 年始恒例の卒論・修論添削作業 | Main | 「教育の方法及び技術」等のレポート »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« 年始恒例の卒論・修論添削作業 | Main | 「教育の方法及び技術」等のレポート »