« PISA型「読解力」の特色(「基本調査2006」の企画・運営にて) | Main | 我が国のこれからの教科の編成(平成17年度後期の大学院演習「学校教育学研究演習2」) »

2006.01.16

初任教師が抱える課題のシミュレーション等

 17年度後期の担当科目の1つに,教職科目「教職概論」がある。今日は,その第11回目だった。本日のタイトルは,「教師の職業発達と初任者の抱える課題」であった。あいかわらずの大人数講義であるが,今回は,私の「問い」がまずまず練られていたので,けっこう学生さんも集中して聞いてくれ,考えてくれた。
 例えば,初任者が抱える,最重要課題に「学級経営」がある。その難しさを受講生に考えてもらうために,「学級開きの際に,あなたが子どもたちにする『あいさつ』のシナリオを作成しましょう」というシミュレーション,初任教師が子どもたちの席替えに失敗する姿をビデオで見せた後に「あなたがこの教師なら,事態をどのように収拾しますか」と考えさせるケースメソッドを展開した。これが功を奏したようだ。
 もちろん,毎回ワークシートを作成して似たような問題に個人で,グループで取り組んでもらうのだが,今回の問題は,おそらく,受講生にとって身近な話題で,しかも多様な選択肢があるから考えやすかったのだろうか――。

|

« PISA型「読解力」の特色(「基本調査2006」の企画・運営にて) | Main | 我が国のこれからの教科の編成(平成17年度後期の大学院演習「学校教育学研究演習2」) »

Comments

今日の教職概論おもしろかったです。というよりもいつも面白いです!楽しい!
僕は塾の講師をしています。教職につきたい者として真剣に取り組んでいます。またうちの塾はかなり変わっていて、学校みたいな空間です。バイト同士でよく言います「学校よりも学校らしい」。そこで今日の「あいさつ」について。僕は講師1年目、みんなのことをもっと知りたいし、不安でいっぱいです。席替え一つで大事であることも肌で感じます。廊下での楽しい会話でさえ、難しい…年齢は違うし、立場は違うし。人気になると、信頼されるは全く違う。
そんなことを思いながら、僕は年の節目(大きいテストなど)にはみんなにこういいます。決して高圧的にはみんなにモノを言わないようにしていますが(しかし場合によるのが実際)。「先生の授業、分かりやすいかな?面白いかな?これからもいつも以上に先生は分かりやすくて面白い授業できるようにがんばるからね、みんなもクラブも勉強もあってしんどい時もあると思うけど、一緒にがんばろうね!一緒に頑張りたいよ、先生!」この挨拶をしてから(この秋から)みんなとの距離が縮まって、授業の目は僕を頼りにしているように強く感じます。まぁ時間があったら生徒の近くまで行って、よく話すように心がけている(ていうかみんなともっと話したいよ、先生!)うちかもしれませんが…それまでは英語が嫌いだった生徒も、机のところまで行って顔を近づけて一生懸命教えてるうちに、英語頑張る気になってくれたりします。あのあいさつが契機かどうかはわかりませんが。

Posted by: ふるふる | 2006.01.17 at 03:26 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



« PISA型「読解力」の特色(「基本調査2006」の企画・運営にて) | Main | 我が国のこれからの教科の編成(平成17年度後期の大学院演習「学校教育学研究演習2」) »