食を通じた異校園種連携(大阪教育大学附属平野幼小中学校の先生方との勉強会から)
本日,大阪教育大学附属平野幼小中学校の先生方と第110回S&C勉強会を開催した。小学校の教師から,図工の授業や研究の枠組みを提案してもらい,幼稚園や中学校との接続可能性を考えた。また,幼稚園の研究主任から,給食を通じた4歳児の成長,それに向けた支援の記録を発表してもらった。
それが,異校園種連携の重要な術になることを参加者は共通理解できた。食は,どの段階の子どもたちも営む活動だ。だから,それは異校園種の共通カリキュラムとなるだろうし,その取り扱いの違いは,カリキュラムの系統を生み出すことになる。さらに,食は,コミュニケーションの題材であり舞台であるので,幼児・児童・生徒の関係構築にも資する。
そういえば,現在,様々な地域で小中一貫教育等に関わっているが,食育を基盤とするものには出会ったことがない。今日の議論の盛り上がりからすると,これは一考に値しよう。
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