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2006.02.02

非常勤講師で「教師発達学」を担当(大阪教育大学の大学院・実践学校教育講座の講義)

 私は,大阪市立大学に赴任してから毎年,いくつかの大学で非常勤講師を担当している。本務校での仕事や学校現場でのフィールドワークに差しつかえのないように,いずれも,夏休み等に集中講義でやらせてもらっている。
 ところが,次年度,例外的に,毎週担当する講義の非常勤講師も担当しそうだ(予定)。それは,大阪教育大学の大学院・実践学校教育専攻の「教師発達学」である。この実践学校教育講座は,夜間の課程で,現職教員が主たる学生だと聞く。かつて,岡山大学の大学院・教育学研究科・学校教育臨床専攻の講義で,「学習開発学」等を担当していた。久しぶりの教員向けの夜間独立専攻での講義等となる。
 予定している講義の内容等を紹介しておこう。

1.目標及び内容
 本講義では,教師の成長・発達の諸相のうち,授業力量とその形成について,理論的・実践的に検討する。
 まず,「授業力量」,すなわち,授業の設計・実施・評価に関する教師たちの信念・知識・技術とその形成に関する諸研究の知見を解説する。また,受講生自らの授業力量を点検・評価してもらう。
 次いで,授業改善を目指した実践研究,すなわち「授業研究」の目的・方法・手順等について,事例をひもときながら,その特徴を考察する。そして,それを踏まえて,受講生には,授業研究の計画を策定してもらう。
さらに,カリキュラム開発などの「学校研究」に顕著にみられる,教師たちの共同的成長という概念の台頭と発展の方向性を確認し,受講生に,所属校等で企画・運営される実践研究のプランを作成してもらう。
 これらの活動を通じて,受講生には,教師の授業力量とその形成のあり方に関する知識や理論を獲得してもらいたい。同時に,それを充実させるための方法論も会得してもらいたい。

2.スケジュール
 第1回:教師の成長・発達の諸相の解説,自らの授業力量形成史の整理
 第2~5回:「授業力量」の要素や構造についての解説及び自己点検
 第6~10回:「授業研究」の意義・類型・事例等の解説及びその計画策定
 第11~14回:「学校研究」の意義・手続き・事例等の解説及びその企画・運営プランの作成
 第15回:自らの授業力量形成プランの策定

3.テキスト
 『授業研究と教師の成長』(木原俊行著,日本文教出版)

4.参考書
 『成長する教師』(浅田匡・生田孝至・藤岡完治編,金子書房)
 『授業で成長する教師』(藤岡完治・澤本和子編,ぎょうせい)

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