幼小中連携の多様性(大阪教育大学附属平野小学校の教育研究発表会にて)
17日,大阪教育大学附属平野小学校で教育研究発表会が催された。同校の研究主題は,「確かな学びを創り出す学校(第4年次)~幼小中連携における めざす子ども像にあった学びをさぐる~」である。
附属平野学校園の幼小中連携は,その多様性を特長としている。研究紀要9頁に記されているが,まず,カリキュラム開発を指向する授業研究(研究面),諸機関との連携(運営面),そして,学校生活での一貫(生活面)という,3本柱を教師たちは確立している。
次いで,例えば,授業研究であれば,「目標からのアプローチ」,「方法(活動)面からのアプローチ」,そして「内容面からのアプローチ」という,より具体的な視点を彼らは準備している。教科等の特性を踏まえた,生かした幼小中連携のいっそうの充実を同学園の教師たちに期待したい。特に,異校園種の教師たちが実践のアイデアを交流できる研修会のデザインを。
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