院生室での90分
10日,大学の研究室で原稿を執筆していた。午後3時前に,ワックスをかけてくださる業者の方がいらっしゃった。「1時間ほどかかります。」と言われて,頭を抱えた。今日中に原稿を仕上げるつもりだったからだ。
仕方がないので,文献とコンピュータを抱え,院生室に「避難」した。写真は,その時のものである。普段研究室では1人で仕事をしているわけだが,院生室は勝手が違う。90分ほど「お邪魔」したが,院生は皆,気持ちよく(?)迎えてくれた。
思い起こせば,私も十数年前は,こんな感じで,院生室で時を過ごしていた。諸先輩(Aさん,Kさん,Tさん,Mさんなど)と研究計画について議論したり,後輩たち(Yさん,Kさん,Sさんなど)と学校現場の様子を情報交換したりして,「共同体による学び」に身を浸していた。みんな教育方法学,教育工学の学徒だったから,その学びは実に深かったように思う。ちょっぴり,あの頃が懐かしくなった。
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いつでも大歓迎ですよ!先生!!
Posted by: きたがわ | 2006.03.12 04:51 PM