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2006.03.17

学校研究の総括的評価の実施と次年度の計画の策定

 ここ数日,次年度の学校研究への協力要請が続いている。そのテーマを相談したり,その日程を定めたりしている。それらの学校は,今年度内に,学校研究の総括的評価を実施し,それを発展させるべく,次年度の計画を策定している
 さて,当該年度の学校研究を点検するための指標には,いくつかのものがある。私は,それを,バランス,レベル,コンディションの3つに大別している
 例えば,「学力向上」を研究テーマに据える学校には,次のような3つの領域を設定して,そのバランスを確かめとよろしかろう。
学力向上を目指す指導は,多岐に及ぶ。例えば,子どもたちの学習習慣を強固なものにしないといけない(領域1 授業の土台づくり)。我が国の子どもたちの学習時間が少ないことが明らかになってきた。それを防ぐために,1週間や1ヶ月といった単位での学習の計画を子どもたちに作成し,教師がそれを点検している学校がある。
しかし同時に,我が国の子どもたちが学びから逃避する傾向にはあるのは,彼らが学ぶことの意味を見失っていることも,その原因だ。だから,問題解決的な学習,とりわけ,様々なプロジェクトへの参加等のリアリティのある学びに彼らを従事させることも不可欠である(領域2 学習指導の方法)。さらに,子どもたちの自律的な学びに先立って,学び方や学習の意義の理解についての指導も必要になるだろう(領域3 学習の方向付け)。
この他にも,取り組みの成熟の度合いを確認するレベルチェック,取り組みに無理や無駄がないかを検討するコンディションチェックなど,学校研究の総括的評価において展開するする必要もあろう。

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