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2006.04.16

研究主任は研究授業の何に注目すべきか

 昨日もレポートした,学校研究推進リーダー養成プロジェクト(LTプロジェクト)のオフミにおいて,研究授業後の協議会の進行について,参加者で意見を交換した。
 その際に,「ワークショップ型にしようと思っても,カードに授業の感想を書いてくれない」「意見を求めたら,にらみ返された」といった,司会進行の悲しい体験が語られた。私は,そういう教師の存在を認めつつ,「その人たちを活かす術を考えましょう。授業で発言しない,作業にも取りかからない子どもがいたら,それなりに工夫するでしょう。」と訴えた。
 その工夫の1つが,「代弁」だ。協議会にて意見を書かない,言わない教師でも,多くの場合は,研究授業に参加して,何かを感じている。考えている。それを把握して協議会にて話題にすれば,彼らもけっこう乗ってくる。思いを語り始める。
 そのためには,研究授業では,「参観している教師」にも注目すべきだ。実際,私は,研究授業に臨むと,3割程度の時間とエネルギーを,「参観している教師」の観察に費やす。部外者の私が事後協議会で当該授業や学校研究を解説・批評する際に,できるだけ多くの教師とコミュニケーションを図るためには,彼らの琴線にふれるコメントを呈するためには,研究授業についての情報だけでなく,教師たちに関する情報が欠かせない。だから,「参観している教師」が授業のどの場面,いかなる子どもに注意を向けているかを観察するし,彼らが指導案に何を書き込んでいるかを見学(?)させてもらう。研究主任も,時にはそんなことを試みても,よいのではなかろうか。

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